羽生結弦の会見、自ら挙手でスタート 金メダルのチェン称え、周囲への感謝を口に

[ 2022年2月14日 19:13 ]

北京五輪第11日 ( 2022年2月14日 )

<北京五輪 フィギュア練習>関係者が作った花道を通り会見に向かう羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が、メインメディアセンターで会見を行った。

 メディア各社からの個別申請が多く、個別に対応することが困難なため設定された記者会見だった。

 司会者が「質問ある方、どうぞ挙手をお願いします」と会見をスタートさせると、自ら挙手。「すいません、えっと。僕から話させていただきたいことを先に話させていただきます」と言葉をつないだ。

 「まず、このような形の中で正直、こんなに集まってくださると思っていなくて、今とてもビックリしているんですけど。みなさんの前でお話させていただく機会を設けてくださって本当にありがとうございます」。そして、「まだバブル内で陽性者が出ている中でのオリンピックで、自分がミックスゾーン等で取材をしていただく時にどうしても、密になってしまう、多人数が集まってしまうということもあって、このような大きな会場で質疑応答をさせていただくことと思い、僕はこれに同意しました。足を運んでくださり、ありがとうございます」と口火を切った。

 その上で「まず、金メダルを獲ったネイサン・チェン選手、ほんとに素晴らしい演技だったと思う。やっぱり、五輪の金メダルってほんとにすごいことなんです。僕も金メダルを目指して、ずっと頑張ってきましたし、そのためにたくさんネイサン選手も努力したんだと思います。彼には4年前の悔しさがあって、それを克服した今があって。ほんとに素晴らしいことだと思っています」と金メダリストを称えた。

 そして「この大会に関係している方々、ボランティアの方々、今回氷を作ってくれた方にも感謝申し上げたいです。もちろんSPの時に氷に引っかかってしまって、なんかちょっと不運なミスというか、悔しかった部分ももちろんあります。けど、本当に滑りやすくて跳びやすくて、気持ちのいい会場で、気持ちのいいリンクでした」と続けた。

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