韓国に敗れたロコ、藤沢が第1エンドのショット反省「流れが完全に韓国の方に作ってしまった」

[ 2022年2月14日 23:55 ]

北京五輪第11日・カーリング女子1次リーグ   日本5─10韓国 ( 2022年2月14日    国家水泳センター )

<北京五輪 カーリング女子 日本・韓国>試合後、笑顔を見せる藤沢五月(中央)=撮影・小海途 良幹
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 北京五輪のカーリング女子1次リーグが14日行われ、18年平昌五輪銅メダルで世界ランク7位の日本(ロコ・ソラーレ)が世界ランク3位の韓国に5―10で敗れ、通算4勝2敗となった。

 4年前の平昌五輪準決勝で7―8で敗れたライバル・韓国に序盤から主導権を握られた日本は、第9ゲームを終えた5―10の時点で「コンシード」を行い連勝が4で止まった。

 試合後のインタビューで吉田夕は「相手にやられたというよりアイスにやられた感じ。なかなか読み切れずに自分たちのリズムがつかみきれずに、夜の試合の難しさがまた出た」と振り返った。

 この日もアイスに苦しめられた鈴木は「一本の簡単そうなドローだったり、テイクだったりが難しくて、そこはもっと時間をかけてコミュニケーションを取って、慎重に投げてよかった」と反省を口にした。

 吉田知は「今日はいい試合にしたかったが、アイスをつかみめないフラストレーションもあり、アイスもそうなんですけど、自分自身も、もう少しコントロールできた試合」と、アイスに翻ろうされてしまい、平常心を保てなかったとした。

 藤沢は第1エンドの10投目で韓国のストーンに当てることができず早々に1点をスチールされたことに「まず1エンド目に自分のショットから相手に点数を取られてしまって、流れが完全に韓国の方に作ってしまった」。韓国と5―10の点差には「私たちのミスを自分たちから先にしてしまったことが多かった。今日のアイスを反省して次に生かさないといけない」と、前を向いた。

 15日の日本時間午後3時5分から英国との対戦へ藤沢は「負けの試合の方が学ぶべきことが凄く多い。今日たくさんミスしたので、そのミスを明日しないようにチームで話し合って、改善点はたくさん出てくるので、明日は切り替えてやりたい」と見据えた。

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