ロコ・ソラーレが4連勝 世界ランク9位の中国に8点差圧勝

[ 2022年2月14日 12:21 ]

北京五輪第11日 カーリング   日本10―2中国 ( 2022年2月14日    国家水泳センター )

<日本・中国>第5エンドを終え、藤沢とタッチを交わす吉田知(左から2人目)。左端は吉田夕=北京(共同)
Photo By 共同

 10チーム総当たりの女子1次リーグで、18年平昌五輪銅メダルで世界ランキング7位の日本(ロコ・ソラーレ)は、5戦目で同9位の中国を10―2で下して4連勝。4勝1敗とした。次戦は、きょう14日の日本時間午後9時5分から韓国と対戦する。

 第3エンドに後攻で3点を取り、先攻の第4エンドに1点スチール。第5エンドでもスチールで3点を追加した。10―2と8点リードで終えた第8エンド。8点差を追いつけなかった時点で中国は「コンシード」を行った。日本は中国相手に圧勝。4連勝で通算4勝1敗とした。

 ロコは12日のデンマーク戦を藤沢五月のラストショットで大逆転し、ROC戦も第6エンドを終えて2―5という劣勢から、第7エンドに3点奪って同点に。8~10エンドは不利な先攻で3連続スチールした。ショット成功率が悪く、試合後にセカンド鈴木が涙を流せば、他のメンバーも一緒に泣いた。喜怒哀楽をともにし、2大会連続のメダルへ突き進む。

 ▼吉田知「昨日の夜にストーンの研磨が行われて、初めての試合。それはもう初戦に戻るという意味だったので、ほんとに私たちも頭を切り替えて、今日からまた五輪が始まったんだという気持ちでアイスに乗った。逆にそれが今のスコア、ランキングや相手がだれかってところに集中しなくて良かったのかなと思っている」

 ▼藤沢「きょうの試合は私の前の時点でショット決めてくれて、割と追い込まれない楽なショットを投げさせてもらった。それが得点にも出たのかな。(LSDは)試合前練習とドローショットに苦しんでいたけど、数少ないスイープ集中した。(おまじないは)試合前に必ず書くようにしていて、思ったこと書くようにしている」

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2022年2月14日のニュース