17歳村瀬心椛「バチッと決める」決勝で大技解禁を予告 北京五輪スノーボードBA

[ 2022年2月14日 13:35 ]

北京五輪第11日 ( 2022年2月14日    首鋼ビッグエア競技場 )

予選を2位で通過した村瀬心椛の演技(AP)
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  冬季五輪の日本人最年少記録となる17歳でのメダル獲得を狙う村瀬心椛(ここも、ムラサキスポーツ)は日本勢トップの171・00点(85・00+86・00)をマークし、全体2位であす15日の決勝進出を決めた。1本目にバックサイド1080でトップとわずか0・50点差の2位に付けると、3回目にはフロントサイドの1080で86・00点をマーク。「ここが本番ではない。決勝が本番なので、自分がやりたいことを全部出しきって表彰台に上がりたい」と言ってのけた。

 大会前半のSSでも予選2位通過でメダルへの期待が高まったが、決勝は本来の滑りができずに10位。気持ちが落ち込んだというが、「メールや親との電話で切り替えられた。“心椛なら行けるよ”と言われて、ここで落ち込むことはないと思った」と周囲に支えられ、気持ちを持ち直して好結果につなげた。

 決勝では海外のライバル勢も技の難度を上げてくることが必至で、激しいメダル争いが予想される。村瀬自身も「持っているのは10(1080=3回転)までじゃない。12(1260=3回転半)まで持っているので、バチッと決めて、誰よりも格好いい滑りをして表彰台に上りたい」と予告した。

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