上野「1年後の自分へ」直筆メッセージ通りに見せた光輝くプレー

[ 2021年7月22日 05:30 ]

東京五輪 ソフトボール   日本8-1オーストラリア ( 2021年7月21日    福島県営あづま球場 )

1年前、上野が自分に宛てた手紙
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 【記者フリートーク】上野は“言葉力”があるアスリートだ。発言にたびたびうならされる。ならばと、昨年「手紙を書いてみませんか」とお願いした。断られると思ったが「いいですよ」と即答されて驚いた。翌日「こんな感じです」と関係者を通じて画像が届き、仕事の早さに驚いた。

 「1年後の自分へ」と題した直筆メッセージを20年7月22日付の紙面に載せた。掲載日は延期にならなければ五輪開幕日であり、38歳の誕生日だった。文末の「初めてソフトボールを見る人たちを引き込むようなプレー」が光って見えた。

 ソフトボールは次回パリ五輪で再び競技から外れる。右腕の五輪は、東京が最後になる可能性が高い。競技の未来のために、ファンを一人でも増やすことが、エースの仕事でもあるのだ。(ソフトボール担当・倉世古 洋平)

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