迷える渋野、予選落ち 3ボギー、2ダボ…3打及ばず「これが実力」「前に進めない」

[ 2020年11月1日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース第2日 ( 2020年10月31日    埼玉県 武蔵丘GC=6585ヤード、パー72 )

14番、パーパットを外し天を仰ぐ渋野(撮影・西尾 大助)
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 32位から出た渋野日向子(21=サントリー)は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77とスコアを落とし、通算5オーバーの65位で予選落ちした。国内ツアーでは6月の今季初戦に次いで2戦連続で決勝に進めなかった。勝みなみ(22=明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算10アンダーで単独首位をキープ。5打差の2位に2戦連続優勝が懸かる申ジエ(32=韓国)がつけた。

 18番で4メートルを沈めバーディーで締めた渋野に笑顔はなかった。カットラインに3打及ばず今季初戦に続く予選落ち。「去年がうまくいき過ぎていました。比べたら前に進めない。でも比べてしまう自分がいるのは本当に情けない。これが実力」と必死に前を向いた。

 前半のパー4で叩いた2つのダブルボギーが全てだった。ともにアプローチでカップを大きくオーバーし、微妙な距離のパットを決め切れなかった。パット数は初日から31、33。「去年良かったパッティングが足を引っ張っていると思うと、凄くつらい。去年はどうやって打ってたんだろう、と考えてしまう」と吐露する。58度のウエッジ以外のバリエーションを増やす準備もしているが「怖いという気持ちがあって、なかなか他のクラブが使えない。だから前に進めない」と明かした。

 前日にはアマチュア時代を含め自身5度目のホールインワンを達成。だが、達成した大会では予選落ちするという自身のジンクスを今回も打ち破れなかった。「なかなか(呪縛が)解けないですね」。6日開幕のスポニチ主催TOTOジャパンクラシック(茨城・太平洋C美野里C)は予選落ちなしの3日間大会。「初日から攻めていける。それがメリット」と気持ちを切り替えた。

 取材対応を終えると練習グリーンに直行。2時間半のパッティング練習をこなした。その後も人影の少ない練習場で1時間、悔しさを胸に日没間近まで打ち込んだ。「練習するしかない」。苦しい時期は続いても、その言葉が間違っていないことを証明する時は必ずやってくる。

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