早川漣 「力が抜けちゃう」原因不明の症状におびえながら9年ぶり全日本V

[ 2020年11月1日 16:13 ]

アーチェリー・全日本選手権最終日 ( 2020年11月1日    愛知県・岡崎市龍北総合運動場 )

<アーチェリー全日本選手権・女子リカーブ>早川漣(左)は決勝で杉本智美に勝ち3度目の優勝をした
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 女子リカーブは、ロンドン五輪団体銅メダルメンバーの早川漣(33=デンソーソリューション)が9年ぶり3度目の優勝をした。5人で争う東京五輪最終選考会(21年3月)に残っている実力者が、地力の高さを見せたものの、実は、今までにない不安と戦っていたことを明かした。

 2回戦の第4セット目に、的を外すという大きなミスをした。「小学校以来」というショックな出来事に、「今日はダメだと思った」と気持ちが下がった。

 原因は、持病の右肩痛。これまでうまく付き合ってきたものの、この2年は「力が抜けちゃう」と、十分な態勢を取らないうちに、無意識に矢を放ってしまう原因不明の症状に悩まされてきた。予選が行われた前日と、この日も公式練習を控えめにして、極力、肩に負担をかけないようにしてきたものの、2回戦で“発作”が起きてしまった。

 クールな表情を装いながらも内心は「知らないうちにうったらどうしよう」とビクビク。それでも尻上がりに調子を上げ、決勝は、杉本智美(25=ミキハウス)をフルセットの接戦の末に倒した。

 引退、指導者、結婚を経てつかんだ頂点に「9年も経つのでビックリしているけど、五輪が控える前に1番大きな大会で優勝できた。自分を勇気付けられた」と柔らかい笑顔を見せた。エースの座は不動だ。

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