大阪・常翔学園 6大会連続全国切符 強力援軍「ミーシャ」がマスク姿で観戦

[ 2020年11月1日 20:47 ]

第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会大阪府予選決勝 ( 2020年11月1日    花園1 )

<常翔学園・同志社香里> スタンドから試合を見守ったマスコットの「ミーシャ」 (撮影・後藤 大輝)
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 第100回全国高校ラグビー大会の出場校を決める大阪府予選の決勝3試合が1日、花園ラグビー場で行われた。第1地区は東海大大阪仰星が大阪桐蔭を破り、2大会連続20度目、第2地区は大阪朝鮮高が2大会ぶり11度目、第3地区は常翔学園が6大会連続39度目の出場を決めた。各地区の準優勝校は大阪府2位代表決定戦に回り、勝者は近畿ブロック代表決定戦に進む。

 
 常翔学園は6大会連続39度目の出場を決めた。序盤こそ同志社香里の展開力に苦しめられたが、後半は5トライを積み重ね、一気に突き放した。試合終了間際はモールを20メートル近くドライブ。最後は途中出場の田中景翔(1年)が右中間に飛び込み、快勝劇を締めくくった。

 野上友一監督(62)は「辛抱強く前に出続けたことで流れを引き寄せた。前半は先にトライを取られましたが、ひるむことなく取り返しにいくことができました」とうなずいた。

 同部のマスコット的存在でもある、熊の超巨大ぬいぐるみ「ミーシャ」がスタンドで“観戦”。コロナ禍とあって、しっかりマスクを着用し、グラウンドで奮闘する選手を後押しした。
 歴代3位の花園通算96勝を誇る西の名門。100回大会での100勝達成に期待は膨らむ。昨年の花園では1年生SOとした活躍した仲間航太(2年)は「自信しかありません」と全国優勝へ意気込んだ。

 <第1地区>
 東海大大阪仰星19―8大阪桐蔭
 <第2地区>
 大阪朝鮮高78―0布施工科
 <第3地区>
 常翔学園47―7同志社香里
 

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2020年11月1日のニュース