男子60キロ級決勝で審判ミス…優勝の米村「気まずい」 コロナ拡大後初の柔道全国大会

[ 2020年11月1日 05:30 ]

柔道講道館杯第1日 ( 2020年10月31日    千葉ポートアリーナ )

男子60キロ級決勝で、電光掲示板の操作ミスにより一本取り消しの判定をする主審と、ジュリーの方を見守る小西(左)と米村
Photo By スポニチ

 新型コロナウイルスの感染拡大後、柔道では初の全国大会として男女計7階級が争われた。大会は無観客開催で、出場者は例年のほぼ半数となる約240人。出場選手は前日に新型コロナ検査を受診。試合会場は1時間ごとに消毒、表彰式も入賞者が自らメダルを首に掛けるなど徹底した対策が取られた。日本代表男子の井上康生監督は「たくさんの方の支えで成り立った大会。初日が無事に終了し、うれしく思う」と胸をなで下ろした。戦いを見守った女子代表の増地克之監督は「選手によって(調整具合に)差があると感じた」と述べ、コロナ禍の影響を感じた様子だった。

 男子60キロ級決勝は試合中に判定を巡って混乱が起きた。技ありで先行していた米村克麻(センコー)が小西誠志郎(国士舘大)に抑え込まれたにもかかわらず、時計係のミスで米村の寝技とカウント。一度はそのまま審判員が米村に一本勝ちを宣告し、場内は大きくどよめいた。その後の映像確認で、米村が一本負けのピンチを迎える前に寝技から逃れていたことも判明。その時点から試合再開で最終的に米村が勝利したが、小西が試合後もしばらく畳から降りないなど後味の悪い結末となった。優勝した米村も「気まずいというのが正直な思い」と複雑な表情を浮かべた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)」特集記事

2020年11月1日のニュース