リネールに勝った男・影浦 愛妻の愛のムチで奮起V 柔道講道館杯男子100キロ超級

[ 2020年11月1日 20:13 ]

柔道講道館杯全日本体重別選手権兼全日本選抜体重別選手権最終日 ( 2020年11月1日    千葉ポートアリーナ )

 男子100キロ超級決勝 佐藤和哉(右)を破り優勝した影浦心
Photo By 共同

 男子100キロ超級は今年2月のグランドスラム(GS)パリ大会で五輪2連覇中の絶対王者ことテディ・リネール(フランス)を破った影浦心(24=日本中央競馬会)が、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

 影浦は初戦から得意の担ぎ技がさえ渡り、危なげなく決勝に進出。その決勝では同学年の佐藤和哉(日本製鉄)から終盤に背負い投げで技ありを奪い、ポイントを守り切って優勢勝ち。「背負い投げを掛けられるタイミングとポイントを狙って掛けられた」と終盤まで伝家の宝刀を封印し、狙い澄ましたタイミングできっちりとポイントを取った

 GSパリ大会では約10年間負けなしだったリネールに勝利。しかし大会は準優勝にとどまり、逆転での東京五輪代表は夢と潰えた。コロナ禍が重なり、「普段は練習やトレーニングをして(嫌のことを)忘れるが、練習ができず、このまま辞めてしまおうという思いもあった」と振り返る。そんな時に奮起を促してくれたのが、今年元日に結婚した同郷・愛媛出身の妻だったという。

 気持ちがくすぶっていた7月、「やりたくないなら辞めていいんじゃない。頑張るなら一緒に頑張ろう」と声を掛けられ、24年パリ五輪へ気持ちは再燃。インスタグラムへ頻繁に投稿する手料理を含め、「妻が支えてくれた。食事面もだが、一番大きいのは気持ちの面。また頑張ろうと思いました」と“愛のムチ”を入れてくれた愛妻に感謝した。

 夫婦揃ってジムなどでトレーニングするようすを投稿するなど、まだまだ新婚ホヤホヤの影浦。「やはり五輪という夢は諦めきれない。そこを目指して頑張りたい」。畳の上ではしっかりと結果を残し、二人三脚での再スタートを切った。

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