遼 2年ぶり優勝 最年少でのツアー10勝目

[ 2012年11月11日 14:44 ]

 男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズは11日、静岡県太平洋クラブ御殿場で最終ラウンドを行い、21歳の石川遼が2年ぶりに優勝し、最年少でのツアー10勝目を挙げた。

 石川は、2位の金度勲に1打差の11アンダーでスタート。前半は手堅くパーを重ねた。3番ロングでは、金がバーディーとすると石川もすかさずバーディーとして並ばせない。しかし闘志を燃やす金は5番ミドルでバーディーを取りついに石川に並んだ。だが、金は続く6番ロングをボギーとしたのに対して、石川は果敢にバーディーを奪って、その差を2打に広げた。

 2人のほかに後続もジワリと上昇してきた。藤本佳則とH・リーが2バーディーを奪い、一時は11アンダーとして続いた。後半も息の抜けない闘いが続いたが、前半の2打のリードも生きて、見事優勝。久々の遼クンスマイルが弾けた。

続きを表示

2012年11月11日のニュース