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【東京家政大学】博物館が特別企画展開催「明治の衣生活大転換」

[ 2017年10月11日 05:30 ]

 東京家政大学博物館(東京都板橋区)は10月19日〜11月24日に特別企画展「辰五郎と滋の見た 明治の衣生活大転換」を開催する。欧米から多くの事物を取り入れた明治時代の日本では、衣生活も大きく変化した。同大の校祖渡邉辰五郎とその長男で二代目校長の滋は、裁縫教育に尽力するなど「裁縫」を武器に激動の時代を生き抜いた。今回の企画展では、辰五郎と滋の視点を取り入れながら、明治という大転換期に日本人が何を考え、どのように衣服を選び取っていったのかを探る。入場無料。

 幕末の開国を経て、近代国家を目指した明治時代の日本。洋服や新素材・新技術の導入、社会制度や生活様式の変革によって、人々の服装も大きく変わった。

 本展では明治時代の洋服と和服のほか、洋裁の型紙や裁縫雛形など、衣生活の変化に関わる資料を展示。辰五郎と滋の視点を取り入れながら、明治という大転換期に日本人が何を考え、どのように衣服を選び取っていったのかを探る。

 会期中には関連イベントとして、辰五郎が考案した「改良服」の着装体験や、和紙で着物の雛形(ミニチュア)を作るワークショップ、ギャラリートークなどの開催も予定している。

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