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京都男児死体遺棄 「首絞めて殺した」父が事情聴取で供述 車内に痕跡見つからず…拭き取って隠滅か

[ 2026年4月18日 05:30 ]

安達結希さんの遺体が発見された現場付近で手を合わせる女性たち
Photo By 共同

 京都府南丹市で行方不明になった市立園部小の安達結希さん(11)の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された父親の安達優季容疑者(37)が府警の任意段階の事情聴取で「首を絞めて殺した」との趣旨の供述をしたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。不明当日の朝、職場に「家でごたごたがあった」と欠勤の連絡をしたことも勤務先関係者への取材で判明した。

 府警は、行方が分からなくなった3月23日の朝ごろまで結希さんの生存を確認できているとしており、この時点までに容疑者との間でトラブルが起きたとみて調べる。京都地裁は17日、10日間の勾留決定を出した。

 容疑者は、京都の電気機器メーカー社員として京都府京丹波町の工場に勤務。行方不明4日前の3月19日は出張予定だったがノロウイルス感染を理由に欠勤したという。本紙の取材では同24日から「家族で台湾旅行へ行く」として会社に休暇届を提出していた。

 府警によると、容疑者は車などで遺体を市内の数カ所に移動させて隠した疑いがある。16日までに実施した車の鑑識捜査で、体液など事件性の裏付けにつながる痕跡が見つからなかったことが捜査関係者への取材で判明。拭き取られるなどして隠滅されたとみて詳しく調べる。

 容疑者は3月23日以降、市内で情報提供を募るチラシの配布などを行っており、結希さんを捜すふりをしながら、合間に遺体を運んでいた可能性がある。複数の住人は、容疑者が協力を求める態度に違和感を覚えていたといい、市内で商店を経営する女性は「見せられたのは全身写真1枚だけ。動画とか他の写真を見せて必死にお願いしそうなものなのに…」と回想。「憔悴(しょうすい)している様子や、動揺したり必死になったりしている感じはなかった。凄く冷静で人ごとのようだった」と話した。

 府警は自宅の家宅捜索を16日までの2日間で終え、容疑者の衣類など30点余りを押収。17日には容疑者名義の車とドライブレコーダーを押収した。

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