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【玉川大学】90周年記念事業で鹿児島に宿泊研修施設建設

[ 2018年1月6日 05:30 ]

「久志晴耕塾」の外観イメージ図
Photo By 提供写真

 玉川大学はこのたび、南さつまキャンパス(鹿児島県南さつま市)に学生・教職員向けの宿泊研修施設「久志晴耕塾」を建設する。1月11日竣工。大学生の教育・研究の場、幼稚園から高校までの野外活動の拠点やクラブ活動の場として使用されるほか、南さつま市とのネットワーク拠点としての役割も担う。

 玉川大学では、都内のキャンパス以外に、神奈川県箱根町の自然観察林や北海道弟子屈町の農場、鹿児島南さつまキャンパスなど各地に教育研究施設を有している。このうち「南さつまキャンパス」は、玉川学園の創設者・小原國芳の生誕地である南さつま市坊津町久志に位置し、学園のアイスクリームの原材料でも知られるポンカンを栽培するほか、温暖な気候を利用してパッションフルーツやマンゴーといった熱帯果樹の試験栽培なども行っている。

 「久志晴耕塾」の外観は、太陽の反射を軽減するアースカラーを基調としながら、大きな屋根は、栽培するポンカン(果樹)を、それを支える柱は、果樹の幹のイメージを重ね合わせ、全体があたかも翼を広げ、空・未来へ向けて羽ばたく形象の設計コンセプトとなっている。また外装のデザインには、久志ならではの自然環境の特徴である「太陽」「砂」「土」「岩」をモチーフとして取り入れている。

 内装には、鹿児島特有の暑さや湿気を和らげる機能的な自然素材を取り入れ、さまざまな教育活動の場面で五感を刺激する快適な内部空間を演出する。鹿児島県産の木材やシラスなど、地元の自然素材のほか、町田キャンパス内で伐採した樹木を再利用して内装材に利用。芸術学部の椿敏幸准教授と学生らが室内装飾として使われるランプシェードと陶板レリーフを制作した。

 施設内には開放的なラウンジや落ち着きのある色調の自習室を設置。ラウンジと自習室は隣接しており、一体利用ができるフレキシブルな設計となっている。自習室と廊下の間には水槽が配置され、久志の海の生き物を観察することができる。また、キッチンスペースはオープンキッチンになっており、料理や食事をしながらコミュニケーションがとれる設計。キッチンとの間仕切りが可能なダイニングも、ラウンジや自習室と一体利用ができる作りになっている。

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