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【千葉商科大学】弘前市活性化プラン「恋愛と結婚の聖地」をPR

[ 2017年8月8日 05:30 ]

 千葉商科大学(学長原科幸彦)人間社会学部(学部長朝比奈剛)は、青森県弘前市を「恋愛と結婚の聖地」として広める活動に取り組んでいる。この活動は、同学部生立案による弘前市活性化プラン「愛“ひろ”がり、“さき”ほこる弘前ウェディング」の具現化により、同市に持続的な経済効果をもたらすことを目指すもので、今年度むつ小川原地域・産業振興プロジェクト支援事業に採択された。

 ポイントは、

 ・同大人間社会学部の学生が、青森県弘前市特産のりんごと弘前城を取り入れたウェディングプラン「愛“ひろ”がり、“さき”ほこる弘前ウェディング」の具現化により、知名度の向上とオフシーズンでの観光誘客の促進をめざす弘前市の地域振興への貢献をめざす。

 ・事業の実現に向け弘前市、人間社会学部、一般社団法人CSV開発機構および弘前市の地場産業、ホテル・観光業者等で構成する「弘前ウェディング研究会」が4月に発足。

 ・今年度はPR活動の素材としてプロモーションムービーを制作する。8月にはロケハンや衣装合わせ、9月には撮影で学生が弘前市を訪問。完成した映像は情報誌や展示会で紹介し、事業への認知を拡げていく。

 ・人間社会学部の学生は、弘前市が抱える課題解決の糸口とすべく新しい事業の創出に関わり、ソーシャルビジネスを実践的に学ぶ。

 ▽「愛“ひろ”がり、“さき”ほこる弘前ウェディング」 少子高齢化、若者の都市部への流出、桜やねぷたまつり以外のオフシーズン対策などの課題を抱える弘前市の活性化策として、人間社会学部生が2015年に発表(大学生観光まちづくりコンテストで青森県知事賞を受賞)。弘前市が生産量日本一を誇るりんごの花言葉「選ばれし恋」や、400年の歴史を誇る弘前城を恋愛や結婚、家・家族の繁栄の象徴と捉え、りんごと弘前城を活用した新しいウェディングプラン、関連ビジネスの創出をめざすもの。弘前城での記念写真、りんごの木の植樹、りんご料理のメニュー化や伝統工芸品を引き出物とした披露宴など、弘前市でしかできない結婚式を首都圏や海外に向けて情報発信し、観光客を誘致するアイデアを発案した。2016年はこれらの具現化調査を行い、市側に提案した。

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