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【千葉商科大学】千葉県山武市ふるさと納税特典の商品開発協力

[ 2017年10月12日 05:30 ]

山武和牛100%のソーセージ
Photo By 提供写真

 千葉商科大学(学長:原科幸彦)人間社会学部(学部長:朝比奈剛)の、勅使河原隆行准教授のゼミナールが商品開発に協力した「山武和牛(100%)ソーセージ」が、千葉県山武市の「ふるさとさんむ応援寄附金」(ふるさと納税)の特典に採用された。「山武和牛」は黒毛和牛の一種で、震災により福島県飯舘村から山武市に避難した同村のブランド牛「飯舘牛」の血統を引き継いでいる。勅使河原ゼミでは、避難者支援の一環として、「山武和牛」の認知を広げるために「山武和牛デビューイベント」の開催や、山武市内外のイベントへの出店などPR活動を続けている。

 ・人間社会学部は2016年度から山武市をフィールドとした活動をスタートしている。同市の田んぼアートなどさまざまな地域交流

 ・活性化のイベント、市民活動への参画を通じて、地域課題の理解とその解決方法を実践的に学ぶとともに、東日本大震災による同市への避難者支援を行ってきた。

 ・「山武和牛」は黒毛和牛の一種。生産者の小林将男氏は、震災により福島県飯舘村から同村のブランド牛「飯舘牛」142頭とともに山武市に避難し、その血統を引き継ぐ「山武和牛」の育成に取り組んでいる。

 ・今回の商品開発は小林氏の提案から企画され、勅使河原ゼミが味、パッケージデザイン等の検討に関わり、2016年秋から約半年をかけて完成。パッケージには、人間社会学部3年の内藤冴香さんによる、山武市の特産品「山武杉」の組子細工を取り入れたデザインが採用された。なお、商品開発は継続し、今後は山武和牛ハンバーグの販売(12月ごろ)を予定。

 ・勅使河原ゼミは、これまでに被災地の食材を使って開発した「復興支援丼」「サバサンド」、震災後の福島県で暮らすママたちと共同開発したコーヒー「CUCブレンド」の販売などによる復興支援にも取り組んできた。一連の活動は、学生たちが被災地や被災者

 ・避難者の環境、心の変化に応じた支援、風化の防止について考える機会となっている。

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