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【中央大学】「日本アンプティサッカー選手権」運営に挑戦

[ 2017年7月5日 05:30 ]

第1回授業での集合写真
Photo By 提供写真

 中央大学商学部は、障害者サッカーの一つである「アンプティサッカー」全日本選手権の大会運営に挑戦する講座「ビジネス・チャレンジ演習/実習(障害者スポーツマネジメント)」(担当:渡辺岳夫教授)を新設した。

 アンプティサッカーとは、主に上肢・下肢の切断障害を持った方がプレーするサッカーで、専用の器具を必要とせず、日常生活やリハビリ・医療目的で使用しているクラッチで競技を行うため、足に障害を持つ人々が気軽に楽しめるスポーツとして海外では急速に普及・認知度が高まっている。4月14日の第1回の授業では、日本アンプティサッカー協会の最高顧問であるセルジオ越後氏による講演や体験会を実施した。

 当該講座では、11月11、12日に開催予定の「第7回日本アンプティサッカー選手権大会」の運営マネジメントに学生がチャレンジする。具体的には、同選手権大会に関する広報、イベント企画、スポンサー営業、飲食店誘致などの業務全般を学生が自律的に担うこと。そのために、まずは障害者スポーツの特徴やサッカーイベント運営の基本を学んだうえで、大会を成功させるために必要かつ効果的な広報、企画、営業の方法を考案する。

 第1回授業の体験会では、アンプティサッカーの日本代表選手がクラッチと呼ばれる杖の使い方から、走り方、パスやシュートの仕方などを直接指導。最後にミニゲームに挑戦するなど大いに盛り上がった。ゼミ生にとって、アンプティサッカーの魅力や難しさを体感する大変貴重な機会となった。

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