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【大妻女子大学】子ども食堂等地域連携・貢献プロジェクト支援

[ 2017年9月4日 05:30 ]

大泉子ども食堂
Photo By 提供写真

 大妻女子大学(東京都千代田区)の助成制度「地域連携プロジェクト」と「地域貢献プロジェクト」は、学生の主体性・自立心を育みながら、地域連携・社会貢献の推進を図る目的で行われているだ。今年度の採択案件では子ども食堂に関するプロジェクトがメディアの注目を集めている。また、同大は家政学部児童臨床研究センターが運営する事業「子育てのつどい はぐみぃ」でも、地域で子育てしている親子をサポートしている。

 同大学の地域連携推進センター(所長:井上美沙子)は、地域社会と連携してその活性化につながる活動を行う「地域連携プロジェクト」と、同大の教育と研究成果を生かして地域社会の教育・学術・文化の発展に貢献する活動を行う「地域貢献プロジェクト」の、ふたつの助成制度を運営している。これらは、地域連携・社会貢献が目的であることはもちろん、学生が主体的に参加し、成果が学生の教育に反映される内容かどうかも採択基準の一つとなっている。

 子ども食堂に関するプロジェクトは「子ども支援に向けた『大泉子ども食堂』プロジェクト」「むささび食堂:食事を作ってみんなで食べよう!」の2件が、教育学や栄養学などの知見を持つ大学が関わる事例として、7月19日付日本経済新聞で取り上げられた。

 同紙では、同大が材料費等を補助するなど子ども食堂の運営に関わっていること、児童学科の学生が保護者と子育てをテーマに話し合う場を設けたり食物学科の学生が食材費を抑えながら栄養に配慮した献立を考えたりするなど、学生が授業で学んだ知識の実践の場としても機能していることが紹介されている。

 なお、これらのプロジェクト以外にも児童福祉関連プロジェクトや子ども向けイベントが実施されている。

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