こだわり旬の旅

【オーストラリア・ケアンズ】気分は人魚!!珊瑚礁の楽園で海中散歩 熱帯魚、ウミガメと大接近

[ 2019年8月1日 18:00 ]

さまざまな熱帯魚が見られるシュノーケルツアー(ケアンズ観光局提供)
Photo By 提供写真

 今月は久しぶりの海外編――。オーストラリアの観光都市ケアンズを訪ねた。世界最大のサンゴ礁群グレートバリアリーフと世界最古の熱帯雨林という2つの世界遺産を持つ、他に類を見ない街で、海の中を歩いたり、潜ったり、雨林を探索したり、ロープウェイから見下ろしたりと、初めて体験することばかり。大自然の迫力に圧倒されっぱなしだった。

 成田空港からジェットスター機で7時間半。南半球の都市なので日本とは逆に寒いかと思ったら、気温28度。「南緯17度と赤道に近いので一年中暑いんです」とケアンズ観光局の坂本統さん。

 そんな常夏の街の北東岸に広がるグレートバリアリーフ。1センチ未満の小さな珊瑚虫が数百万年という膨大な時をかけ成長してできたもので、長さ2600キロメートルにも及び、日本列島がスッポリ入ってしまうほどの大きさ。1000余りの島々が点在し、うち約20島がリゾートアイランドになっているが、満喫するにはクルーズツアーがいいと勧められ、サンラバーリーフクルーズのツアーに参加した。

 ケアンズの港から高速艇で約2時間。途中フィッツロイ島に寄って到着したのは、グレートバリアリーフの中でも外海に位置するモアリーフ。人工浮島のポンツーンが設営されており、ウォータースライダーやスキューバダイビングなど、さまざまなアクティビティが体験できるのだ。

 周囲に広がるコバルトブルーの海は透明感も抜群で、海底を歩く「シーウォーカー」を体験した。ウェットスーツに着替えてヘルメットをかぶり、海面より3・5メートル下に設置されたプラットフォームを約20分。ナポレオンフィッシュやロウニンアジなどが目の前にあいさつにやってくる。続いて35分の「ガイド付きシュノーケルツアー」。マリンナチュラリストの説明を聞きながら海の中をのぞくと、カラフルな珊瑚礁が揺れ、アオウミガメやバラフエダイなどの熱帯魚が横切る。人魚になったような気分だ。

 感動は止まらない。翌日はケアンズから77キロ、同じ世界遺産の熱帯雨林の一つ、デインツリー国立公園に位置するモスマン渓谷へ。ここには1億3000年前の世界最古の熱帯雨林があるのだ。

 これぞロマン。「モスマンゴージセンター」に寄り、近辺の先住民グーグーヤランジー族のガイドによるツアー「ドリームタイムウォーク」に参加したが、熱帯雨林の説明を聞きながら、木の皮を燃やして体を清める煙の儀式や木の葉を石けん代わりに使う風習などを見ていると、先住民族の歴史や文化、自然とともに生きる知恵などを肌で感じることができる。待っていたようにスコールのような雨が降り、周囲はまさに本物の雨林。耳をすませば、太古の森の声が聞こえるような気がした。

 ▽行かれる方へ ケアンズ空港から市内へはシャトルバスで約10分。通貨はオーストラリアドルで1ドル=約80円。サンラバークルーズツアーは約1万9000円。シーウォーカー約1万3000円、シュノーケル約4400円。タイムウォークは約6000円。問い合わせはクイーンズランド州政府観光局=(電)03(5404)7141。

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