C大阪からW杯へ!ニコルス 豊富な運動量で定位置奪取を

[ 2014年3月1日 08:42 ]

C大阪の新外国人、ミッチ・ニコルス

14年J1注目株 C大阪 MFミッチ・ニコルス

 C大阪の新外国人はフォルランだけじゃない。シーズン中のオーストラリア・Aリーグからやってきのが、同国代表MFのミッチ・ニコルス(24)だ。「セレッソは本当にポテンシャルが高い。この一年は僕にとって大事な年になるし、どの試合でも100%を出したい」。厳しいポジション争いを覚悟の上で、異国で挑戦することを決断した。

 入団のきっかけは12年にさかのぼる。ブリスベーンの一員としてACLに出場し、1次リーグではFC東京と同組となった。2戦2敗と苦い思いを味わったが、2列目で躍動感あるプレーをしていたニコルスに、当時はFC東京を率いていたポポヴィッチ監督が着目。今季からC大阪で指揮を執る新監督が、獲得を熱望した選手の一人だった。

 1メートル81という体格からは想像できない豊富な運動量を最大の持ち味とする。2列目でフリーランニングを繰り返し、チャンスと見ればゴール前へ一気に進入。マークをはがすために常に動いており、守備への意識も高い。沖縄、宮崎と続いたキャンプでは、体幹トレーニングで苦悶(くもん)の表情を見せるなど弱点を露呈する場面もあったが、裏を返せばさらに成長できる要素があるということだ。

 W杯ブラジル大会に出場するオーストラリア代表としての現在地は、当落線上。母国を離れる前には、同国代表コーチに思いを伝えた。「セレッソでいいプレーができていたなら、それを評価してほしい」。フォルラン、柿谷、南野、長谷川…。Jリーグ屈指の攻撃陣の中で存在感を発揮することができれば、夢舞台への出場が見えてくる。

 ◇ミッチ・ニコルス 1989年5月1日、オーストラリア出身の24歳。07年にブリスベーンに加入し、11~12年シーズンにはAリーグ・ベストイレブンに選出。13年にメルボルンVに移籍した。オーストラリア代表には09年に初選出され、ここまで通算4試合出場無得点。1メートル81、75キロ。利き足は右。

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