神戸MF山口蛍「右足で決めるイメージだったけど…」左足スーパーボレーで堅守こじ開ける

明治安田J1リーグ第11節   神戸2―0名古屋 （ 2024年5月3日    豊田スタジアム ）

神戸・山口蛍
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　名古屋の堅牢をこじ開けたのは主将だった。神戸MF山口蛍は「僕が19年に神戸に移籍してきてから初めてアウェー名古屋戦を勝てた」と笑み。18年シーズン以来6年ぶりのアウェー勝利を喜んだ。

　「どの試合でもセットプレーのこぼれ球は狙っている。枠を狙って、ふかさないように意識したし、あそこしかコースはなかった」

　前半40分、FKのこぼれ球に反応。エリア外から左足を振り抜いた。抑えの効いたボレーがゴール左隅へ突き刺さった。試合前のウォーミングアップではボレーシュートの感触を確認。本来は「右足で決めるイメージは持っていた。でも利き足じゃない分、良い感じで力が抜けた」と明かしたが、今季初ゴールに胸を張った。