柿谷 王者広島討ちへ フォルランと初の2トップ先発濃厚

[ 2014年3月1日 05:30 ]

柿谷(左端)の前でシュートを放つフォルラン

J1第1節 C大阪―広島

(3月1日 ヤンマー)
 J1リーグは、1日に各地で開幕する。C大阪は昨年覇者の広島戦を前に大阪市内で調整し、日本代表FW柿谷曜一朗(24)は軽快な動きを見せた。初タイトルへの第一歩はウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)との2トップでスタート。エースが最前線で引っ張り、2年連続となる開幕弾で勝利を呼び込む。

 開幕前日の練習を終えた柿谷の言葉に、思いが込められていた。「(開幕は)やっとやなっていう感じ。優勝を目指していく上での最初の試合。勝ち点3を取ってスタートすることが大事」。王者・広島を迎え撃つ初陣。相手、舞台ともに申し分ないだけに、自然と気持ちは高まっていた。

 この日の練習では主力組の2トップに入り、やや下がり気味のフォルランとコンビを組んだ。25日のACL・浦項戦では後半途中からコンビを組んだが、広島戦は先発でそろい踏みとなる。10年W杯南アフリカ大会の得点王だけでなく、2列目には杉本、南野が入り、FWを本職とするカルテットによる超攻撃的な布陣となる。この日はハーフコートのゲームで連係に時間を割いた。

 昨年の新潟との開幕戦では、後半43分にループシュートを決めて劇的な勝利を呼び込んだ。今でも「サッカーをしている中であれを超えるゴールはない」と語るほど、思い出深い一撃だ。その後、リーグで得点を量産して日本代表にも名を連ねた。既に今季公式戦の初戦となった浦項戦でゴールを決めているが、もちろんリーグ開幕戦でも2年連続ゴールを狙っていく。「(期待に)応えられるように頑張ります」と1年前の再現を意気込んだ。

 チケットの売れ行きは好調で、ヤンマースタジアム長居は4万人を超える大観衆となる可能性もある。中継するNHKはハイスピードカメラを4台設置し、スカパー!も柿谷&フォルラン用の専属カメラを準備した。注目度は、今季開幕戦の中でNo・1といって間違いない。フォルランは多くを語らず引き揚げたが、柿谷は「初タイトルを獲るために努力をして、最高の一年にしたい」と言い切った。W杯イヤーをより輝かしいものにするため、決意を胸に第一歩を踏み出す。

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