仙台MF八反田 新監督の新天地で目指す“V字回復”

[ 2014年3月1日 08:07 ]

昨年3月16日、湘南戦でプロ初ゴールを決めた八反田

14年J1注目株 仙台 MF八反田康平

 アーノルド新監督を迎えた仙台は初優勝を狙う。そんな中で、清水から期限付き移籍で加入したMF八反田康平(24)は、現在の自分と昨季13位に沈んだチームをシンクロさせている。「またゼロからサッカーを経験したかった。新しい監督の下でならフラットなスタートが切れると思った」。1年での再起を図る。

 G大阪から「遠藤(保仁)の後継者に」との口説き文句でオファーを受けたほどのパサー。味方とのコンビネーションから得点に絡むのが持ち味で、トップ下、サイドハーフ、ボランチを難なくこなす器用さも魅力だ。

 公立の進学校の鹿児島中央高時代は柿谷(C大阪)や斎藤(横浜)らと07年U―17W杯(韓国)に出場。筑波大を経て清水に入団したが、2年間でわずか15試合1得点と伸び悩んだ。1年目は両足付け根の負傷で出遅れ、2年目の昨季は不調に陥ってリーグ戦わずか6試合と出場機会を失った。「単純な実力不足」。感情やモチベーションのコントロールにも苦しんだ。

 思い返すのが、初めて挫折を味わった筑波大時代だ。1年から公式戦に出場も、2年では不調でベンチを外れ、Bチームに降格。「今の状況を大学2年の時の苦しい状況に置き換えている。練習を続けた結果が自信を与えてくれた」。3年ではリーグ戦全試合にフル出場し、全日本大学選抜にも選出された。目指すのは当時と同じ“V字回復”だ。

 角田や梁勇基(リャン・ヨンギ)ら戦力のそろう中盤で定位置奪取に挑む。「自分は移籍組で、ルーキーじゃない。戦力として試合に出て勝利に貢献したい」。八反田の本格化は、初頂点への必要条件だ。

 ◇八反田 康平(はったんだ・こうへい)1990年(平2)1月8日、鹿児島市生まれの24歳。ドラゴンFC、ディアマントFC鹿児島、鹿児島中央高、筑波大を経て12年に清水入団。U―15~17日本代表。大学4年時は全日本大学選抜で3大会ぶり世界一に貢献した。清水1年目の12年は鹿島とのナビスコ杯決勝に先発出場。1メートル71、62キロ。血液型O。利き足は右。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「マラドーナ」特集記事

2014年3月1日のニュース