東野幸治「退屈やろなって」バイク事故で入院中の千原ジュニアに渡した上岡龍太郎さんの“裏ビデオ”とは…

[ 2023年6月3日 15:15 ]

お笑いタレントの東野幸治
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 タレントの東野幸治(55)が、2日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」に出演。5月に死去した元タレント上岡龍太郎さん(かみおか・りゅうたろう、本名・小林龍太郎=こばやし・りゅうたろう)を芸人らしく笑い話を交えて追悼した。

 東野は「EXテレビ」で裸の女性を並べ、画面に映らないように島田紳助氏とともに股間部分を頭で隠し、少しでも動いたら放送事故になってしまうという物議を醸した番組など、上岡さんが出ていた数々のテレビ番組での面白エピソードを笑い話を交えながら語った。

 そして、読売テレビで放送されていた「鶴瓶上岡パペポTV」の最終回の逸話も紹介。東野によると、最終回は明石家さんま、島田紳助氏が喋りたい放題、喋りまくり、そこに笑福亭鶴瓶が交るも足蹴にされるという内容で、場が盛り上がったころに上岡さんが出てきて3人に対し「君ら僕のこと何とも思ってないやろ」と言い、「最後、ドカーンて笑いになって終わっていく回」と喋りまくり笑いまくりの3時間だったという。

 東野は「それを編集したらすごいタイトになるから“完パケでもらえませんかね”って読売テレビに裏で手回して、お笑い裏ビデオとして“誰にも見せたらダメですよ”ってもらった」とテレビ局のスタッフからひそかに編集していない完全版のテープをもらったそうで「お笑い裏ビデオ。3時間の面白トークバラエティー。めちゃくちゃ面白いなと思って、そのビデオをテレビの下の奥の奥に置いてたんですよ」と最初は約束通り、誰にも見せず自宅に保管していた。

 ところが「それから1年後、2年後ぐらいかな?千原ジュニアがバイク事故で入院してると。退屈やろなって思って」とジュニアの見舞いとして“裏ビデオ”を渡したと告白。「千原ジュニアがよく言うてるのは“いろんな人がお土産くれて、見舞い来てくれて、東野さんだけ顔腫れて歯ボロボロで飯どころやないのに病院にあった本屋で(漫画の)美味しんぼ買って来た。それも適当に選んでるから1巻、3巻、3巻、5巻、6巻、6巻とかそんな変則的なやつ買って来た”って漫談してるけど、美味しんぼも買ったけど、面白いやつ見て笑った方がええやろなって思って、その裏ビデオ、パペポテレビ最終回のさんま、紳助の激闘3時間を添えてお見舞いに持って行った」と明かし「心の中で読売テレビのくれた方に“本当に申し訳ございません。僕はやっぱり嘘つきです”って渡したことがあるって思いだした」と上岡さんの訃報に接し、そんな過去があったと懐かしんだ。

 東野は上岡さんの番組にもゲストで呼ばれた過去を振り返り「寂しい限りでございます。ナイトスクープもやっぱり面白い」としみじみ。「(上岡さんの)良いところは言うてることと全然ちゃうことするのも良いっすよね」と笑い「“マラソンとゴルフ、あんなしょうもないことするやつクズや”って。“マラソンなんて一番体に悪いことして何をしてんねんな”って言うてて、マラソンして、なんやったらオールスター感謝祭で紳助さん司会で笑顔で走ってたから」と言動が真逆なのも好きだったと回想。「散々、テレビでボロカス言って“ゴルフも何がおもろい”って言ってて一番ドハマりしたり、言うてんのに全部やるのも面白い。素晴らしい方と思います。心よりお悔やみ申し上げます」と明るく偲んだ。

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