和田アキ子　タモリのギャラクシー賞“60周年記念賞”受賞祝福も「私はなんで…」

歌手の和田アキ子
Photo By スポニチ

　歌手の和田アキ子（73）が3日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に生出演。タモリが、優れた放送に贈られる第60回ギャラクシー賞（放送批評懇談会主催）の「放送批評懇談会60周年記念賞」を受賞したことについて語った。

　タモリは2022年度の「放送批評懇談会60周年記念賞」を受賞。今年4月で41年の歴史に幕を閉じた、テレビ朝日系深夜番組「タモリ倶楽部」や、現在も放送中のNHK「ブラタモリ」など、探究心や知的好奇心を刺激する数々の番組に携わった功績などが高く評価された。選考理由は「半世紀近く常にテレビやラジオの第一線で活躍してきた放送界への多大な貢献は、当会の60年におよぶ批評活動を記念して贈る賞にまさにふさわしく、心からの敬意を表するもの」。

　タモリは贈賞式で、「この世界に入ってずっと活動したけど、ほぼ半分は非難の歴史でした」と振り返った。今ではトレードマークのサングラスも、その対象。「“テレビでサングラスかけるな”から始まって、ブリーフ1枚でイグアナから始まって…。ようやくここいらで褒め始めて、気持ち悪く思っているんですけど」と、独特な表現で感想を語り、「過大評価です」と笑った。

　これについて和田は「いいの頂きましたね」と祝福。「こういうの、日本の放送文化の向上に貢献した番組などに贈られるって、私はなんでもらわれへんのやろ」と一言。「初めて言いましたよ、こんなこと」としながらも、「タモちゃんも初めてっていうのは凄いね。何が基準なんだろう。やっぱりブログ的な会話はダメなんだね」と笑ってみせた。

　「いやでも素敵。タモちゃんでも自分のコメントについて“ほぼ半分は非難の歴史”って言うのも凄いよね、テレビでサングラス、『（金曜10時!）うわさのチャンネル！！』の時アイパッチだったんですけどね。いやでも素晴らしい、おめでとうございます」と称えていた。