夏木マリ　ハマり役と評判も…映画と舞台「千と千尋」の湯婆婆の役作りが「二重苦」だったワケ

夏木マリ
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　女優で歌手の夏木マリ（71）が2日放送のTBS「A-Studio＋」（金曜後11・00）にゲスト出演。役作りが「二重苦」だった意外な役を明かした。

　唯一無二の存在感で女優として活躍する夏木。老婆の役もなり切って演じているという指摘から夏木は「私も好きだからね。いろいろ変身するとかか、ちょっと極端にやるタイプなんですけど」と笑った。

　映画「千と千尋の神隠し」（2011）で湯婆婆の声を担当。2022年に上演された舞台版でも湯婆婆役を演じたが、番組MCの笑福亭鶴瓶は「千と千尋の湯婆婆なんかホンマにそう」と絶賛。もう1人のMC、「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔も観劇したといい、「“湯婆婆に会えた！”っていう喜びが凄かったです」と目を輝かせた。

　すると、夏木は「稽古やってると、“舞台もやってるからいいですね！”って言うけど、ほとんど映画と舞台は同じセリフなんだけど、なんか動くと声だけの時と違うんですよね。もう1回、あれを忘れて作らなきゃいけないから二重苦でしたよ。まっさらからやらないから。1回取らないといけないから」と意外な苦労を告白。ハマり役との絶賛を受けた役だが、「役作りって、その役が好きになると終わるんだけど、私の場合。この湯婆婆は好きになるのに、ちょっと時間かかりました、舞台版はね」と振り返った。