ハイヒール・リンゴ「同じマンションに住んでた」上岡龍太郎さんとの思い出紹介「気配りの細かい優しい方」

[ 2023年6月3日 12:32 ]

ハイヒール・リンゴ
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 漫才コンビ「ハイヒール」のリンゴ(61)が3日、読売テレビ「あさパラS」(関西ローカル、土曜前9・25)に出演。5月に死去した元タレント上岡龍太郎さん(かみおか・りゅうたろう、本名・小林龍太郎=こばやし・りゅうたろう)を追悼した。

 上岡さんは5月19日、肺がん、間質性肺炎のため大阪府内の病院で亡くなっていたことが2日、引退後の窓口となっていた米朝事務所から発表された。81歳だった。

 リンゴは「私ら上岡龍太郎“先生”って呼んでたんですけども亡くなられたということでございまして」と訃報を紹介し「すごかってん。“芸は一流、人気は二流、ギャラは三流、天才上岡龍太郎です”って始まるねん」と若手らに上岡さんのすごさを紹介した。

 そして、相方・モモコが「昨日、インスタに載せてもろたんですけど、子供が生まれた時に育児本を持ってきてくれはって、直接くれはって、いろんな人が初めての子育てでいろんなこと言うから、どれが正しいか分からんなるから“これだけ信じろ”って。その時、ネットもない時代やから、それだけ見て3人育てられた。いつも感謝してる」と上岡さんとの思い出を語った。

 リンゴは「芸風は割とピリッとして辛口で厳しかったけど、実は私ね前、同じマンションに住んでたんですよ」と意外な共通点を紹介。「上岡先生が上の階やったんですけど、私、知らなくて不動産屋さんも私に言わへんかったんですよ。私も知らんやん?表札が小林やし、(上岡さんの)本名やから。全然知らんから」と引っ越し直後は上岡が同じマンションに住んでいることを知らなかったという。

 すると「上岡先生が関テレの現場で“リンゴちゃん、いつ引っ越し蕎麦くれるねや?”って言いはって“何ですか?”って聞いたら同じマンションで。“挨拶けーへんのか”って言い方じゃなくて、そういう言い方してくださって」とウィットに富んだ上岡さんの発言を紹介した。さらにリンゴは「うちの旦那と同じ時期に理事会の役員もしてはってん。マンションの。その時もタレントやからできませんじゃなくて、ずっとちゃんと地道にやっておられて、全然芸風と違う。ものすごい気配りの細かい優しい方です」と上岡さんの人柄も伝えた。

 81歳での訃報に「マラソンもやっておられたけど、歳重ねると骨が疲労骨折するから言うてゴルフに切り替えた。昔はタバコ吸ってはったけど、健康には留意されてたと思う」とし「私たちの先輩にあたる人たちがどんどん鬼籍に入っていかれるのはちょっと寂しいところがありますよね」と偲んだ。

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