【王将戦】藤井王将“世紀の一戦”先勝一夜明け まだまだ熱い決戦の地・掛川

[ 2023年1月10日 19:59 ]

藤井聡太王将(右)と羽生善治九段
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第1局は8、9の両日、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で指され、藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が羽生善治九段(52)に91手で勝利。激戦から一夜明けた掛川の地では、今なおファンからの熱い視線が注がれている。

 藤井が2年連続注文したお茶のケーキ「CHABATAKE」や、羽生が2日目午後にオーダーした「CHABATAKEフィナンシェ」を提供する「竹の丸スイーツカフェ」には、開店時間の11時からファンが来店。店のスタッフによると、対局が行われている最中には売り切れてしまったため食べられず“リベンジ”で来た客もいたという。「発酵バターを使用した『プレーン』と、掛川抹茶の生地に不知火のソースを入れた『地元づくし』のセット。本格的な味わいなので、ぜひ皆さんに食べてほしい」とアピールした。

 両対局者が宿泊した「掛川グランドホテル」にも問い合わせが殺到。羽生が選んだ「王将」を持った熊のクッキーが入った「クッキーアソート」については、「同じものが食べられないか?」という声もあるという。また「対局者と同じ部屋に泊まりたい」という電話もあるそうだが、両者ともにスイートルームに宿泊。ホテルスタッフは「そのことをお伝えすると“また今度”と言われることが多いですね」と明かした。

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