「どうする家康」初回 地元好発進 静岡は大台超え22・7%!名古屋18・4% イベントの熱気そのまま

[ 2023年1月10日 13:35 ]

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」のメーンビジュアル (C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は8日、15分拡大版でスタートし、物語の舞台となる地元・静岡地区の初回の平均世帯視聴率は22・7%(ビデオリサーチ調べ)を記録、大台超えの好発進したことが10日、分かった。前作「鎌倉殿の13人」の14・3%を大幅8・4ポイントも上回り、2010年以降最高。名古屋地区も18・4%と高視聴率。8日は東海3都市でトークショーも行われ、家康ゆかりの地の熱狂ぶりが数字にも表れた。

 <世帯視聴率>
 関東地区=15・4%、関西地区=16・2%、名古屋地区=18・4%、静岡地区=22・7%

 <個人視聴率>
 関東地区=9・6%、関西地区=10・0%、名古屋地区=10・9%、静岡地区=12・6%

 制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは番組公式ツイッターを通じ「多くの方々にご覧いただき、誠にありがとうございます。放送開始前からSNSを通じて熱いメッセージもたくさん頂いており、とても大きな励みになっています。また、初回放送当日・1月8日には、ドラマの主な舞台となる東海3都市を巡り、「東海プレミアリレー」と題してトークイベントを行い、皆さんの期待の大きさを肌で感じることができました。出演者、スタッフ一同より、厚く御礼申し上げます」と感謝。

 「桶狭間の戦いで、師である今川義元を失い、徳川家康は戦乱の世に放り込まれました。これから想像を絶する困難が、家康を待ち受けております。『人生とは重い荷を背負って、遠き道を行くがごとし』という徳川家康の言葉のように、1本1本精魂込めて、感動をお届けできるよう、番組作りに励んで参りたいと思います。時に温かく、時に厳しく、松本潤さん演じる徳川家康の成長を見守り、応援していただけると、うれしいです。1年間よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 第1話は「どうする桶狭間」。サブタイトル通り、「桶狭間の戦い」(永禄3年、1560年)が描かれ、主人公・松平元康(のちの徳川家康、松本)の師・今川義元(野村萬斎)が討ち死に。元康は織田信長(岡田准一)の進撃に震え上がり「どうする?」を突き付けられた。

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2023年1月10日のニュース