小島よしお 早大時代に所属、WAGE時代のしくじり回顧 大手事務所所属で勘違い 2度の留年で経験

[ 2022年11月19日 17:35 ]

小島よしお
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 お笑い芸人の小島よしお(42)が18日深夜放送のテレビ朝日「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(深夜0・50)に出演。大学時代に所属していたWAGEについて語った。

 小島のほか、ミルクボーイ、「マヂカルラブリー」村上、「ハナコ」の岡部大、空気階段、「にゃんこスター」アンゴラ村長など、大学お笑いサークル出身の芸人たちがプロの世界でも大活躍する中、「大学お笑いサークルの先駆者が授業 大学お笑い潜むしくじり」について講義を展開した。

 小島は大学時代に早稲田大学お笑いサークル「WAGE」に所属し、現在、「かもめんたる」として活動する岩崎う大や、脚本家の森ハヤシ氏らと、サークルと同じ名前の5人組コントグループ「WAGE」のメンバーとしてテレビのネタ番組「エンタの神様」「笑林寺2」などに出演するなど活躍した。小島の大学卒業のタイミングでグループは解散したが、このWAGEが大学のお笑いサークルブームの発端となったという。

 「沖縄生まれで千葉育ち、1年間、浪人して早稲田に入学」したという小島。当時は「目立ちたがり屋で、すごく明るい」性格だったといい、そんな中、2000年にう大と「新入生歓迎お花見」で出会い、ライブに誘われたといい、「見に行ったら、めちゃくちゃ面白かったんです。“この人と一緒にお笑いやりたい!”って気持ちになって」とサークルに入ったという。

 大学お笑いサークルは「基本お客さんにお友達が多い。“今度、ライブがあるから見に来てよ”と授業中に誘ったり、内輪、内輪になっちゃうんで、新規のお客さんは入っていけないんですよね。出ているほうはウケているんで、勘違いしちゃって」と、大学お笑いサークルの陥りがちなしくりじを説明。「お笑いサークルって、先輩になると調子乗りやすいんですよね」と苦笑した。

 そうやって活動する中、「ギャグ大学偏差値2000」という大会で3位に入ったことをきっかけに、WAGEは大手芸能事務所・アミューズに所属することに。「サザンオールスターズさんだったり、福山さんのコンサート行かせてもらえるんですよ。芸能人みたいな(勘違いをした)」と振り返りつつ「お笑いをやっている優越感でクラスメートを見下し、友だちゼロ。自分が芸能人になっていると、勘違いしちゃってますから、同じクラスメートが一般人だと思っちゃってたんです。授業も休みがち、出たとしてもずっとギャグを授業聞かないで考えていた」と、大学での数々のしくじり行動を明かした。

 クラスに友だちがいないため、テスト前にノートが借りられず、2回留年することに。事務所に所属して、テレビなどにも出ていたことで、大学2年生の時に「タモリさん、くりぃむしちゅー上田さんも早稲田大学を中退して成功している。俺も大学を辞めよう」と中退を決意。ただ、これには母からの説得があり、中退は思いとどまったというが、「(大学を)卒業して良かったなと思うのは何度もある。途中で辞めていれば良かったと思うことは今のところ、1回もありません」ときっぱり。

 結局、その後、WAGEとしては「単独ライブではウケるが、外部のライブで全く結果が出ない。5人もいるのに、平場に何もできない」という状態となり、2006年3月、小島の大学卒業ど同時に解散することになった。

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