ニューヨーク 「略奪みたいな」コンビ結成のいきさつ 暗躍した同期・鬼越トマホークの吹き込み

[ 2022年11月19日 14:31 ]

ニューヨークの嶋佐和也(左)、屋敷裕政
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 お笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也(36)と屋敷裕政(36)が18日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。「恋愛と一緒」だったコンビ結成のいきさつを明かした。

 NSC(吉本総合芸能学院)東京校15期の同期で、2010年にコンビを結成した2人。屋敷は大学卒業後、制作会社に就職し、「ネプリーグ」「ザ!鉄腕!DASH!!」などにADとして参加している。「大学出て、1年間、バラエティーの制作会社で働いてADやってました。母子家庭で私立の大学入れてもらったので、さすがに芸人になるのはきついかなと思って。でも、テレビは好きやったので、テレビの制作に携わろうと思って、就職して」と一度は就職したものの、芸人をあきらめきれず、NSCに入校。そこで嶋佐と出会うことになる。

 声をかけたのは屋敷だったそうで「雰囲気というか、顔。160キロぐらいのストレートも90キロぐらいの球も同じ顔して投げるやつっていう、感覚です」とその雰囲気に惚れたという。

 ただ、当時は嶋佐は別のコンビを組んでおり、「だから略奪みたいな」と屋敷。嶋佐も「そういう感じでした。本当に恋愛のような」と苦笑。屋敷は同期の「鬼越トマホーク」の金ちゃんから「嶋佐はそこまでラブラブじゃないから押したらいけるよ!」と背中を押されたといい、嶋佐は坂井良多から「あいつ大丈夫か?」「ちゃんとしてる感じじゃなくないか?」と当時の相方について吹き込まれたといい、「俺は当時の相方好きだったですよ。坂井に吹き込まれて、だんだん違うのかなって思って、組んでる最中に、(屋敷に)“組もう”って言ったんです。言ったら、(時期は)かぶってるぐらい。付き合ってる間に、こいつを家に呼んじゃってるんで。風呂も入れたし」と笑った。

 それから、嶋佐は元相方には「屋敷と組みたいから解散してほしい」と告げたそうで、「“もう分かった!”って(言われた)。優しい!って思って、涙、ぶわーって出てきて。恋愛と一緒でしたね、そこは」と懐かしんだ。

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2022年11月19日のニュース