福山雅治 故郷・長崎を思い紅白の舞台へ「ツアーでのどをしごき上げておいて良かった」

[ 2021年12月25日 16:07 ]

 歌手で俳優の福山雅治
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 歌手で俳優の福山雅治(52)が、25日放送のTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」(土曜後2・00)に出演し、大みそか紅白歌合戦への意気込みを語った。

 13年連続14度目の出場で、「道標 ~紅白2021ver.~」を歌唱する。コロナ禍でツアーが行えない時期もあったが、11月に有観客でのツアーを開始していた。「今年の大一番は紅白歌合戦。ツアーでのどをしごき上げておいて良かったわ。いつでも歌える態勢で良かったわ。今年最後の歌番組、出演よろしくお願いします」と話した。

 今年4月にはNHK総合「ファミリーヒストリー」にも出演。一家の長崎での出自について詳しく知った。「さまざまなことを考えさせられた今年でした。もちろん去年も。自分が受け継いだ命、僕はあらためて『ファミリーヒストリー』で、本当に偶然と奇跡の連鎖によって自分の命がここにあるんだな、ということを教えていただきました」。一家は疎開をして、原爆の被害を逃れていた。「でも、そのタイミングで多くの命が失われたことを考えると、このいただいた命というものを、いかに何かの、誰かのお役に立てるものとして、使わなければならないかと。あらためて自分の授かった命の役目というもの、役割というものを考えた番組だったし、そういった1年になりました」としみじみ振り返った。

 そんな1年の締めくくりの紅白。「そんな思いを込めまして、歌わせていただきたいと思います」と決意していた。

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2021年12月25日のニュース