アンタ柴田 錦鯉のM-1制覇に感涙、今後「一番の戦い」と思うこととは 「ぜひクリアしてもらいたい」

[ 2021年12月25日 15:57 ]

アンタッチャブルの柴田英嗣
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 お笑いコンビ「アンタッチャブル」の柴田英嗣(46)が25日、文化放送「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」(土曜前11・00)に出演。19日に行われた「M-1グランプリ2021」決勝戦を見て感涙したことを明かした。

 2004年のM-1で優勝した柴田は、02年のM-1覇者である「ますだおかだ」の岡田圭右(53)とともに、今年の大会を振り返った。決勝戦当日、お笑い好きの友人を集め、都内の会議室でM-1を見ていた柴田。「汐留の会議室押さえましたね。お金を払いまして80インチのモニターが付いているお部屋を。私がプライベートで選び抜いた審査員7名集めまして」と、独自に審査していたことを打ち明けた。

  大会は「錦鯉」が優勝した。吉本所属でないコンビの優勝は、ますだおかだ、アンタッチャブル、07年のサンドウィッチマンに続く4組目となった。柴田はそのことに触れ「僕ら、サンドという一応、関東組といわれる吉本さん以外の人たちが優勝して。それ以降、初めてが錦鯉なんですよ。ますだおかださんが吉本を倒してっていうところもあるんですけど」と強調。優勝が決まった瞬間、感極まったといい「泣いちゃいましたね。さすがに思いがあったので」と話した。

 錦鯉の優勝は事前に予想していなかったとも。「優勝までは考えてなくて、悪口じゃなくてね」とした上で、「優勝しなくて味が出るコンビだと思っていたんです。デカい声出して『何やっているんだ!』って言われるのが、どんどん芸として積み上げられる人だと思っていた。まさか優勝するとはっていうね」と、しみじみ話した。

 岡田は、M-1優勝後が大切と強調し、「チャンピオンになって、喜びよりもその後のプレッシャーがあるから。よく自分も取材で言うのよ。チャンピオン取って、チャンスと同時にピンチでもある」とコメント。柴田は「そんなの分かっています、チャンスの裏にピンチありとか。2000年前から言われていますよ」とツッコミつつ、「あとは『優勝賞金1000万円の使い方』って質問。これに対する対応の仕方、これが一番の戦いだと思っていますから。今まで全員スベっている。ぜひ錦鯉にはクリアしてもらいたい」と期待していた。

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2021年12月25日のニュース