橋下徹氏 政府の有識者会議の皇位継承策先送り「完全に逃げてる」「今結論を出さないと大変なことに」

[ 2021年12月23日 08:46 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が23日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。安定的な皇位継承策を検討する政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)が22日、国会が求めた女性・女系天皇の是非など皇位継承に関する方策に関し「将来議論を深めていくべきだ」として先送りする報告書をまとめ、岸田文雄首相に提出したことに言及した。

 報告書は代わりに「皇族数確保が喫緊の課題」とし(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することとする(2)皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系男子を皇族とする―との皇族数確保策2案を提起した。

 橋下氏は「僕は完全に逃げてると思いますよ。本当の皇位継承をどうするかっていうところが問題なのに、皇族数をどう増やすかってことになっていますから、完全な逃げですね」と指摘。そして、皇位継承者が長い期間、いろいろな教育を受けて天皇陛下になられると言い、「今結論を出さないと、僕は日本にとって大変なことになると思います。僕は基本的には男系男子という考え方なんですが、これは優先順位の問題で、男系男子がいらっしゃらない場合には例えば女性天皇、女系天皇、優先順位として、いざという時のためにきちんと触れておくべきだと思います」と自身の考えを述べた。

続きを表示

2021年12月23日のニュース