前澤友作氏　「ただいま日本」帰国報告「宇宙から帰っても14日間の自主隔離」

前澤友作氏
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　日本の民間人で初めて国際宇宙ステーション（ISS）に滞在した衣料品通販大手ZOZO（ゾゾ）創業者の前澤友作氏（46）が23日、自身のツイッターを更新し、日本に帰国したことを報告した。

　この日午後、ツイッターで「ただいま日本」と帰国を報告。ベンチにリラックスした表情でベンチに座る写真とともに「宇宙から帰っても14日間の自主隔離します」とつづった。

　前澤氏は今月8日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ宇宙船に乗り込み、宇宙へと出発。日本時間9日にはISSに乗り移り、12日間の“旅”をスタートさせた。ISS滞在中はツイッターやインスタグラムに宇宙から見た美しい地球の画像を投稿して話題になったほか、YouTubeで「トイレ事情」や「地球を眺めながらティータイム」など宇宙での生活を紹介。日本のテレビインタビューにも出演したほか、「宇宙からお金贈り」も実行した。日本時間20日午後にはソユーズ宇宙船でカザフスタンに着陸し、地球に帰還した。民間人のISS滞在は世界で10人目となった。

　22日には、ロシア・モスクワ郊外のガガーリン宇宙飛行士訓練センターからオンラインで会見実施。「（12日間は）短かった。地球を大事にしようと思った」と振り返り、宇宙でやりたかったこと100個のうち「70～80個はできたと思う」とも話した。初の宇宙旅行を終え「次の夢は月に行くこと」とさらなる意欲を見せた。