相方出ず終了…「フォークダンス」衝撃コント 古坂大魔王が回想「楽しいからやってる、がうらやましくて」

[ 2021年12月23日 13:40 ]

古坂大魔王
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 お笑いタレント古坂大魔王(48)が、22日放送のテレビ朝日系「お笑い実力刃」(水曜後11・15)にゲスト出演し、かつての人気コンビ「フォークダンスDE成子坂」について振り返った。

 同番組では、99年に解散し、ツッコミの村田渚さんが06年に、ボケの桶田敬太郎さんが19年にそれぞれ死去した後も語りぐさになっている同コンビを、当時の芸人仲間たちの証言をもとに特集した。
 
 かつて「底ぬけAIR-LINE」のメンバーとして「フォークダンス-」とよく共演していた古坂は、桶田さんの性格について、「自分がしたいことをしたくてお笑いをやってるんですよ。練習でやったものとかも、その日にもう飽きてる」と語った。

 ある時、古坂が見たコントで、とんでもないことが起きたという。「歯医者のコントとかで、先に渚さんが一人いました、前振りしました、(桶田さんが)そのまま出ないで終わったりしました。全然出ないの。『はよ来いや、何しとんねん!』って」。その間、桶田さんは村田さんの反応を舞台袖で見て、ずっと笑っていたそうで、最後の最後にやっと桶田さんが出て来たところでコントは終了したという。

 古坂は「自分が楽しいからやってる、というのがすごいうらやましくて。『ウケたい』じゃないじゃん?まずはやりたくてやってるじゃん、ウチら」と、お笑い芸人の本能について力説。「フォークダンス-」はそれを具現化していたコンビだったとし、「渚さんがそれを笑いに毎回、変えてた。逆に言うと、あの人がいれば何やってもOKだなという安心感もあった」と振り返っていた。

 古坂の話に、「アンタッチャブル」山崎弘也(44)も「ボケとしては一番理想な姿ですよね。楽しいことだけやっとくという」とうなずいていた。

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2021年12月23日のニュース