神田沙也加さんと交際、前山剛久が悼む「あの素敵な笑顔のままいてくれることを願い」

[ 2021年12月23日 05:30 ]

前山剛久
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 18日に急死した女優の神田沙也加さん(享年35)の恋人で、上演中のミュージカルでも共演していた俳優の前山剛久(たかひさ、30)が22日、沙也加さんの他界後初めてコメントを発表した。また、沙也加さんが芸能界の母として「ママ」と呼ぶほど慕っていた女優の大地真央(65)も「さや やすらかに」と悼んだ。

 前山のコメントは所属事務所の公式サイトで発表された。ミュージカル「マイ・フェア・レディ」で共演していた沙也加さんが巡業先の札幌で18日に急逝。突然の別れに大きなショックを受けているといい「ただ今は、神田沙也加さんが天国でも、あの素敵な笑顔のままいてくれることを願い、心よりご冥福をお祈りいたします」としのんだ。

 沙也加さんとの関係については「真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました」と、結婚を視野に入れた交際だったことを告白。「同じ舞台に立たせていただき、女優としても、人としても、大変尊敬する存在でした」と、5歳年上の恋人に寄せていた思いを明かした。

 沙也加さんとは8月から上演されたミュージカル「王家の紋章」で初共演し、終了後の今秋から交際をスタート。11月から東京・帝国劇場で始まった「マイ…」でも共演し、今月17日からの北海道公演のため、2人は一緒に札幌入りしていた。

 周囲の話によると、2人は一緒に住むマンションを探していた。沙也加さんが亡くなる前日にもプライベートで会っている。前山の所属事務所は「現在、突然の悲報に多大なるショックを受け、憔悴(しょうすい)しきっている状況」と説明。「医師の指導のもと前山のメンタルのサポートをしてまいります」と心のケアをしていく意向という。

 「マイ…」は沙也加さんの訃報を受け、19、20日の札幌公演を中止したが、25日の山形公演から上演が再開される。前山は出演できるような状況にないといい、所属事務所は「今後の公演につきまして、出演はございません。お待ちいただいておりました皆さまには、おわび申し上げます」と、来年1月28日の福岡での千秋楽まで出演しないことを明らかにした。

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2021年12月23日のニュース