錦鯉が王者「M―1グランプリ2021」関東18・5% 関西28・8% 瞬間最高は関西で34・4%

[ 2021年12月20日 09:00 ]

「M-1グランプリ2021」で優勝した「錦鯉」の長谷川雅紀(左)と渡辺隆
Photo By スポニチ

 19日にテレビ朝日系で生中継された漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2021」(後7・00~10・10)の平均世帯視聴率が18・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を獲得したことが20日、分かった。関西地区では28・8%を記録した。個人視聴率は関東12・6%、関西20・1%だった。

 瞬間最高視聴率は関東地区で午後10時5分、同7分の23・0%で、最終審査で錦鯉の優勝が決まる場面などで記録した。関西地区では午後10時4分、同5分に記録した34・4%だった。

 番組前半(後6・34~)の26分の世帯平均は関東で10・7%、関西で16・3%。個人は関東6・8%、関西10・4%だった。

 「M―1」の決勝は史上最多6017組を勝ち抜いインディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイの9組に、敗者復活戦で勝ち上がったハライチを加えた10組で争われ、錦鯉が優勝。賞金1000万円を手にした。

 審査員は「オール阪神・巨人」オール巨人(70)、上沼恵美子(66)、「サンドウィッチマン」富澤たけし(47)、立川志らく(58)、「ナイツ」塙宣之(43)、「ダウンタウン」松本人志(58)、「中川家」礼二(49)=五十音順=。4年連続で同じメンバーが務めた。

 1本目は合コンで気合の入った50代が空回りするネタを披露し、ファーストラウンドを2位通過。3組による最終決戦では、サルを捕獲するネタで爆笑をさらい、審査員7票中5票を獲得。インディアンスとオズワルドを退けた。最年長王者の長谷川は「諦めないで良かった。ラストイヤーが56歳。その前に締められて良かった」と号泣した。

 マヂカルラブリーが優勝した昨年は平均世帯視聴率は関東地区19・8%、関西地区29・6%で、関西地区は15年のM―1復活後、最高だった。

続きを表示

2021年12月20日のニュース