水谷隼 ドイツでのプレーを決断した背景 「踏み台に…僕はそれがすごい嫌」と感じた当時の卓球界の空気

[ 2021年12月20日 11:05 ]

水谷隼
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 東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32)が18日深夜放送のテレビ東京「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(土曜深夜0・50)に出演。ドイツでプレーすることを決断した理由を明かした。

 14歳から19歳までドイツでプレーし、中国を経て2012年からはロシアでプレーしていた水谷。

 日本の卓球界の底上げとなったきっかけについて「僕の1年前にドイツ留学した選手がいて、僕が続いて、そこから日本人がみんな海外に行くようになった。海外の練習方法とかプロの考えを持ち帰って広めたのが大きかったと思います」と分析。

 さらに「卓球ってマイナーなんで、基本的に考えが違う。卓球で特待生でいい大学入って、そこそこ卓球やって良い企業に就職するのが流れだった。仕事のために卓球を踏み台にしている先輩が多くて。僕はそれがすごい嫌で、俺は絶対に会社に入らないでプロでやっていきたいっていう気持ちがあった。それでドイツに行ったんです」と明かした。

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2021年12月20日のニュース