マイファスHiro 愛知“密”フェス騒動に「この1つで台無し」 主催者主張に「?で一杯」

[ 2021年9月5日 11:14 ]

フジテレビ社屋
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 「MY FIRST STORY」のHiro(27)が5日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜後10・00)に出演。観客の多くがマスクを着用せず、密着して大声を上げたなどとして批判が集まっている野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI2021」についてコメントした。

 「個人的な意見として」と前置きした上で「僕らはツアーをしている時に、この1年ぐらいはずっとガイドラインに沿って、感染症対策とかもしてやってきていたので、こういうフェスが1つあることによって、音楽シーン全体がそういうふうに見られてしまうのはすごい残念なことだなと思う。そもそも、不要不急の外出はなくしましょうという時に、我々音楽シーンや文化・芸能が不要不急という扱いになりつつあった時期もあった。やっぱり自分の仕事だったり、好きなものが不要不急だと言われるほど、残念だというか、悲しいことはないので、頑張っている人たちがいる中で、このフェス1つで台無しになってしまうのが残念だなと思う」と見解を示した。

 出演アーティスト側も次々と謝罪している。「アーティストも人気商売ではあるし、歌を届けている半面、僕らが何かを言った時に『残念です』とか『そんなこと言って欲しくなかった』とか言われることがすごい多いから、僕ら自身も言葉を気を付けて発信しないといけない部分がある」とアーティストとしての立場を示しつつ、「SNSで参加しているアーティストが謝るのは心苦しさもある」とした。ただ、主催者側の「中止することは物理的にできなかった」と主張していることについては「僕からしたら『?』で一杯になんですよね」と首をひねった。

 実際に成功しているフェスもあり、「悪いところって目立ってしまう。フジロックも頑張ってやっていましたし、もちろん、成功例もたくさんあったりする」とも。「今回の『NAMIMONOGATARI』みたいなフェスだったり、一部のファンの人たちを取り立ててメディアが出して、それをもっと俯瞰で見ている人たちからすると、ああやっぱり音楽ってこうなんだってなってしまうと思う。でも、しょうがないとは思う、それは。その方がメディアとしては盛り上がるし、しょうがないところではあるけど、もうちょっと温かい目でいただけたら」とコメントした。

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2021年9月5日のニュース