泉谷しげる 愛知“密”フェス騒動に怒り「ルール違反をやって何が面白のか」「途中で中止すべきだった」

[ 2021年9月5日 11:28 ]

泉谷しげる
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 シンガーソングライターの泉谷しげる(73)が5日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜後10・00)に出演。観客の多くがマスクを着用せず、密着して大声を上げたなどとして批判が集まっている野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI2021」についてコメントした。

 自身も「阿蘇ロックフェスティバル」を主催する泉谷。今回の騒動で「おれも揺れて揺れて揺れて、どうしたものだろうと」とポツリ。「(音楽フェスは)地域活性イベントでもあるし、助成金でやっているものでもある。ロックフェスというと、反体制の象徴というみたいなことを言ってるけど、大勘違い。国側のイベントですよ、はっきり言えば。公共施設を使ってやる、警察の許可や医師会の許可がないとできないもの。それで積み上げたものをルール違反をやって何が面白のか」と首をひねった。

 さらに「こういうイベントに参加する時はアーティスト側も不安で不安で参加していると思う」と出演者の思いをおもんぱかり、「主催者が最初に謝らなきゃいけないものをアーティストが先に謝るのはおかしい」と声を荒げた。

 「もしも自身が出演するライブで出てみたら、客が酒を飲んで、マスクもしていないという状況だったらするか」、この問いに泉谷は「その瞬間、止めますね。そりゃ、止めますよ」とキッパリ。「参加している人、ミュージシャンも含めて不安になっている。その時点で集中できない。途中で中止すべきだった」と主張した。

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2021年9月5日のニュース