きゃりーぱみゅぱみゅ「自分が出てない歌番組のスペシャルを見られない」 トップゆえの苦悩明かす

[ 2021年9月5日 21:10 ]

きゃりーぱみゅぱみゅ
Photo By スポニチ

 歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(28)が5日、MCを務めるFM大阪「きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter ♯0~Touch Your Heart~」(日曜後0・30)に出演。第一線で活躍し続けることの苦しさについて語った。

 ゲストで歌手の青山テルマ(33)から「(デビューから)10年やってて一番葛藤したことって何ですか?」と質問されると、きゃりーは言葉を選ぶように回答する。「ありがたいことに、フェスとかだとメインステージでさせてもらってることが今までずっとだったんですけど、ここ3年ぐらいで初めてサブステージに行ったりだとか、それよりもうちょっと小さい時もあった」と吐露。若手の台頭に対し、「自分の中では『やばいやばい!』『まずいまずい!』と思ったりするんですけど、楽屋とかで『やっべぇ!』みたいにやってたら、みんなが『大丈夫か!?』みたいになっちゃうから言えなくて」と振り返った。

 その上で、「1位を取ったりすると継続か落ちるしかない。落ちてった時に悩み事を誰にも言えないというか、リーダーは飄々としてなきゃいけないんじゃないかと思っちゃって…」と悩んだことを明かす。ただ、最近になって周囲から、「弱音をちゃんと吐いてくれた方がリーダーに付いてくるよ」と言われたことがいい転機に。「今は割と言えるようになった」とようやく笑みを浮かべた。

 これに青山は共感。「『そばにいるよ』でバンといった後、売れなくなった時に外に出られなくなって、音楽番組を見られなくなった」と自身にも辛い日々があったことを明かす。きゃりーが「自分が出てない歌番組のスペシャルを見られないとかありますよね」と返すと、青山は「私はそれを通り越したから全然見る」と大笑い。その上で「今は切り替えたというか、自分がちゃんと活動してれば、それがテレビじゃなくても(ファンは)見てくれてるし、残していきたい作品を素直につくりたいという気持ちは常に持ってる」としみじみと語った。

続きを表示

2021年9月5日のニュース