新しい地図 特別親善大使務めたパラに万感の思い、香取慎吾「この閉幕が新たな始まり」

[ 2021年9月5日 23:04 ]

8月22日、東京パラリンピックの開会に向けて会見したIPC特別親善大使の(左から)香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛(撮影・安田健二)
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 「新しい地図」として稲垣吾郎(47)、草なぎ剛(47)、香取慎吾(44)が5日、ABEMA「7.2 新しい別の窓」(後3・00)に生出演。この日夜、無観客の東京・国立競技場で閉会式が行われた東京パラリンピックについてコメントした。

 3人は18年に国際パラリンピック委員会(IPC)特別親善大使に就任し、メディアやSNSを通じてパラスポーツの魅力を発信してきた。先月24日には東京パラ聖火リレーで最終走者を務めた。香取に「今、閉会式の最中かな。いよいよ閉幕という事でいかがでした?」と振られた稲垣は、「聖火ランナーをやらせていただいて、うれしかったね。責任を感じましたけど、炎をつなげていくという役を任せられて」と、感慨深げに話した。

 表彰式で選手にメダル授与するプレゼンターも担当した。稲垣は「山口尚秀選手、競泳の。金メダルで、世界新記録更新で。金メダルを授与することができて」と振り返り、草なぎも「杉村英孝選手、ボッチャの選手なんですけど。決勝戦も見られて。吾郎さんも慎吾も金メダルを渡していたので、できれば金を渡したいと思っていたところ金メダルだったので」。陸上の男子400メートル(車いすT52)で頂点に輝いた佐藤友祈にメダルを授与した香取は、「3人ともプレゼンターとして行かせていただいた時に日本代表の金メダルを渡しているんだよね」と感激。「すごいことだよね」と声をそろえた。

 国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長が、3人に感謝の言葉を述べたビデオメッセージも流された。香取は「この閉幕が新たな始まりなんじゃないかと思う。パラリンピックには何か世界を変える力があるんじゃないかなと思っていた。それがこれから始まると思うと…。たくさんの人が見てくれたと思う、何かを感じてくれていると思うので、少しずつ一歩ずつ進んでいけたら」と力を込めた。

 彼らは新たに「パラスポーツ応援するためのチャリティープロジェクトをスタートさせる」という。日本財団パラリンピックサポートセンターに飾られた、香取が描いた壁画。これが「デジタル」で届けるというもの。香取は「9月6日18時から参加いただけます。詳しい内容は新しい地図公式HPで確認していただきたい。1枚3900円。みなさんのデジタル上の宝物として手に入れていただくと、それがすべてパラスポーツを応援するためのチャリティーになるというプロジェクト。たくさんの人に参加して頂けたらと思います」と呼びかけた。

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2021年9月5日のニュース