鈴木亮平主演「TOKYO MER」たっぷり全11話編成 7月期日曜劇場10年ぶり!東京五輪も休止なし

[ 2021年9月5日 09:00 ]

日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第10話。喜多見(鈴木亮平・右)と音羽(賀来賢人)(C)TBS
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 俳優の鈴木亮平(38)が主演を務めるTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜後9・00)は今月12日に最終回を迎え、全11話となる。同局の看板枠・日曜劇場が第11話まで放送されるのは2019年10月期「グランメゾン東京」以来、約2年ぶり。奇しくも今作と同じ黒岩勉氏が脚本を担当した。7月期の日曜劇場となると、2011年「華和家の四姉妹」以来、10年ぶりとなった。

 鈴木が日曜劇場初主演を務め、「僕のヤバイ妻」などで知られる黒岩氏がオリジナル脚本を手掛ける医療ドラマ。コロナ下の医療従事者に勇気を与えるべく、都知事の号令により新設された救命救急のプロフェッショナルによる架空のチーム「TOKYO MER」の奮闘を描く。

 「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新の医療機器とオペ室を搭載した“動く手術室”専用の大型車両「ERカー」を駆使。事故や災害の現場に急行し、いち早く負傷者に救命処置を施していく。

 「待っているだけじゃ、助けられない命がある」――。アクション映画のようなスピード感とスケール感、特撮ドラマのようなヒーロー感とチーム感が視聴者の心をわしづかみに。毎回、極限のオペが行われるスリリングな展開に加え、チーフドクター・喜多見役の鈴木の熱血ぶりや的確な処置ぶり、医系技官・音羽役の賀来賢人(32)のツンデレぶりも話題沸騰。第7話(8月15日)&第9話(8月29日)の平均世帯視聴率が15・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と夏ドラマNo.1のヒット作となった。

 民放各局の連続ドラマも1クール全11話が少なくなる中、今回は日曜劇場2年ぶり、7月期としては10年ぶり。ファンには喜ばしい編成となった。東京五輪と時期が重なったものの、偶然にも競技中継による休止は一度もなし。全11話への“後押し”となった。

 ちなみに10年前、11年7月期だと日本テレビ「ブルドクター」「ドン★キホーテ」、TBS「美男ですね」「華和家の四姉妹」、フジテレビ「全開ガール」「絶対零度」「チーム・バチスタ3」「それでも、生きてゆく」「花ざかりの君たちへ」などが全11話だった。

 第10話は「最終章 前編」。チーフドクター・喜多見幸太(鈴木)がテロ組織への関与を疑われ、出動禁止を命じられた「MER」。そんな中、とある大学の教室が爆破される。救助のため駆け付けた喜多見と音羽尚(賀来)だったが、さらなる爆破テロを仕掛けたエリオット・椿(城田優)のワナだった。爆弾が仕掛けられた校舎内で重傷者のオペを行う2人だが、SNS上の噂を信じ込んだ学生たちは喜多見をテロリストと疑い、まさかの行動に。2人を襲う最大の危機。そして、ついに、初の死者が…!?という展開。

 紆余曲折の末、最高のバディになりつつある喜多見と音羽。2人なら、どんなピンチも救えるに違いない。

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2021年9月5日のニュース