大島由香里アナ“100日後に食われるブタ”に不快感 再生稼ぎのためなら「これは食育ではない」

[ 2021年9月5日 15:15 ]

大島由香里アナウンサー
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 フリーアナウンサーの大島由香里(37)が5日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演。YouTubeで大きな話題を呼んでいる「100日後に食われるブタ」についてコメントする場面があった。

 5月から投稿が始まった一連の動画。生後3カ月のミニブタ、通称「カルビくん」との何気ない日々を撮影したものだが、「100日後に食われるブタ」というタイトルで大きな注目を集めていた。

 そして、訪れた100日目。丸焼きになったブタの姿が映され、飼い主が祭壇に線香を供えるシーンが。その衝撃的な内容に、投稿から4日で260万再生超えの反響があった。ただ、動画のラストに一瞬だけ表示された「この物語はフィクションです」の文字に賛否両論。「これはフィクションだけど、現実で起きてるっていう感覚をすごく考えさせられました」「食育動画だと思ってたけど、フィクションを入れることで意図が不明になった」といった声が上がった。

 番組では、飼い主に直撃インタビュー。「本当に食べたか、食べてないかは、あえて炎上回避のために曖昧にしている部分ではあるのですが…」と真相は明かさなかったものの「食べ放題のお店とかで、安易に食べきれなかったら残す人が、カル様(カルビくん)がちょっと頭によぎるだけで『必要以上に頼むのはやめておこうかな』というきっかけになれば。ふだん食べるときでも、感謝の気持ちをもって食べることで無駄が少しでも減らせればいいと思います」と、語った。

 しかし、カルビくんの前で豚カルビを食べたり、視聴者に好きな豚料理を尋ねるなど「悪趣味」と思われる動画もアップしていたことも事実。大島アナは「これはそもそも食用じゃなくて、ペット用のミニブタかなと思って。そのミニブタを100日間、愛でるだけ愛でて丸焼きにして食べるって、私の中ではナンセンスだと思っていて」と不快感を示す。「子どもに積極的に見せようとは思わない動画。YouTubeでバズって再生回数を稼ぐためだけにやってるとしたら、これは食育じゃないと思いますね」と、バッサリ斬り捨てた。

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2021年9月5日のニュース