「TOKYO MER」ついに“死者0”途切れる…ネット絶句&悲嘆「耐えられない」「ウソだと言ってよ」

[ 2021年9月5日 21:54 ]

日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第10話。茫然自失の喜多見(鈴木亮平)(C)TBS
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 俳優の鈴木亮平(38)が主演を務めるTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜後9・00)は5日、第10話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 鈴木が同局看板枠・日曜劇場初主演を務め、「僕のヤバイ妻」「グランメゾン東京」などで知られる黒岩勉氏がオリジナル脚本を手掛ける医療ドラマ。コロナ下の医療従事者に勇気を与えるべく、都知事の号令により新設された救命救急のプロフェッショナルによる架空のチーム「TOKYO MER」の奮闘を描く。

 「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新の医療機器とオペ室を搭載した“動く手術室”専用の大型車両「ERカー」を駆使。事故や災害の現場に急行し、いち早く負傷者に救命処置を施していく。

 第10話は「最終章 前編」。チーフドクター・喜多見幸太(鈴木)がテロ組織への関与を疑われ、出動禁止を命じられた「MER」。そんな中、とある大学の教室が爆破される。救助のため駆け付けた喜多見と音羽尚(賀来)だったが、さらなる爆破テロを仕掛けたエリオット・椿(城田優)のワナだった。爆弾が仕掛けられた校舎内で重傷者のオペを行う2人だが、SNS上の噂を信じ込んだ学生たちは喜多見をテロリストと疑い、喜多見を閉じ込めるまさかの行動に。2人を襲う最大の危機。そして、ついに、初の死者が…!?という展開。

 しかし、喜多見と音羽の必死な姿に、医科大生たちは翻意。2人の負傷者、教授と椿に内通していた女子学生を一緒に運び出し、校舎から脱出。出動禁止の「MER」メンバーも駆けつけ、今回も事件は無事に解決したと思われた。

 喜多見が海外医療活動中だった1年前、命を救われたものの「私を助けたことを必ず後悔させます」と語っていた椿は、先立って喜多見の最愛の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)に接触。兄をねぎらいに駆けつけた涼香が持っていた水筒が椿の爆弾だった――。

 「MER」の懸命の蘇生措置も…。危機管理対策室のメンバー・清川標(工藤美桜)は「今回の出動、死者は1名(喜多見涼香)です…」と報告。「MER」がどんな絶体絶命のピンチでも続けてきた「死者0」が、ついに途切れた。

 視聴者は絶句し、悲嘆。SNS上には「ウソだろ」「マジか」「展開つらすぎ」「残酷すぎる」「耐えられない」「立ち直れない」「涙が止まらない」「まさかこんなことになるなんて…悲しすぎる」「音羽先生とすずかちゃんが結婚する未来しか見えていませんでした。放心状態」「鬼脚本すぎて泣いてる。ウソだと言ってよ」「号泣してたんだけど、それはそれとして脚本うまいなぁと唸らずにはいられない。フラグの立て方とへし折り方がお上手。悪役の描き方も勉強になる。今週は多くの方が怨嗟の声上げてると思うけど、それだけ感情移入したということだから、制作側は脚本家冥利、演者冥利に尽きると思う」などの声が相次いだ。

 放送前には、鈴木が「そして今夜は『TOKYO MER』最終章・前編。『人を救う』ことの意味とは。ドラマという物語を通して、現実社会で今日も働く勇敢な方々の精神に、ささやかな賛辞を送りたいと願います。今夜も他者の為に頑張る全ての人たちに敬意を。ある朝に見た二重の虹」と自身のツイッターに投稿した。

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