「TOKYO MER」最終回は15分拡大 失意の喜多見「MERはもう解散するべき」そして最後の出動へ

[ 2021年9月5日 22:00 ]

日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第10話。妹・涼香の“水筒”に気付き、叫ぶ喜多見(鈴木亮平)(C)TBS
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 俳優の鈴木亮平(38)が主演を務めるTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜後9・00)は今月12日、最終回(第11話)を迎える。第10話に続く「最終章 後編」は15分拡大。

 <※以下、ネタバレ有>

 鈴木が同局看板枠・日曜劇場初主演を務め、「僕のヤバイ妻」「グランメゾン東京」などで知られる黒岩勉氏がオリジナル脚本を手掛ける医療ドラマ。コロナ下の医療従事者に勇気を与えるべく、都知事の号令により新設された救命救急のプロフェッショナルによる架空のチーム「TOKYO MER」の奮闘を描く。

 「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新の医療機器とオペ室を搭載した“動く手術室”専用の大型車両「ERカー」を駆使。事故や災害の現場に急行し、いち早く負傷者に救命処置を施していく。

 第10話は「最終章 前編」。チーフドクター・喜多見幸太(鈴木)がテロ組織への関与を疑われ、出動禁止を命じられた「MER」。そんな中、とある大学の教室が爆破される。救助のため駆け付けた喜多見と音羽尚(賀来)だったが、さらなる爆破テロを仕掛けたエリオット・椿(城田優)のワナだった。爆弾が仕掛けられた校舎内で重傷者のオペを行う2人だが、SNS上の噂を信じ込んだ学生たちは喜多見をテロリストと疑い、喜多見を閉じ込めるまさかの行動に。2人を襲う最大の危機。そして、ついに、初の死者が…!?という展開。

 喜多見の最愛の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)が椿の爆弾の犠牲に。「MER」がどんな絶体絶命のピンチでも続けてきた「死者0」が、ついに途切れた。

 本編ラストの次回予告。喜多見は「本当にオレたちのやってきたことは、正しかったんでしょうか。涼香は救えませんでした。何もできないまま、死にました。オレのせいですね。オレが椿さんを助けなきゃ、涼香は死ななかった。危険を冒して誰かを救うなんて間違っていたんですよ。MERはもう解散するべきだと思います」――。喜多見と「MER」を待ち受ける運命は…。

 <最終回あらすじ>最愛の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)を亡くし、失意のどん底にいた喜多見幸太(鈴木亮平)はMER脱退を告げる。都知事の赤塚梓(石田ゆり子)は意識不明のまま生死の境をさまよっていた。そして、音羽尚(賀来賢人)は大物政治家・天沼夕源(桂文珍)に逆らえないまま、遂にMER解散が決定しようとしていた…。そんな中、エリオット・椿(城田優)による連続爆破テロで東京中が炎上。多くの負傷者が出るが、喜多見も音羽も出動せず、ERカーの使用も禁じられてしまう。最大のピンチを迎えたメンバー。しかし、その時…喜多見の心を震わせる「言葉」が響いた。「TOKYO MER」の最後の出動の物語。

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