吉村府知事 維新候補の池田市長当選に「経緯からしましても、まずは反省に立ちます」

[ 2021年8月30日 01:25 ]

大阪府の吉村知事
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 庁舎へのサウナ持ち込みなどを追及された大阪府池田市の冨田裕樹前市長(45)の辞職に伴う市長選の投開票が29日行われ、大阪維新の会公認の元市議滝沢智子氏(40)=諸新=が、元市議渡辺千芳氏(67)=無新=と元市議内藤勝氏(74)=無新、冨田氏=無前=を破り初当選。滝沢氏は、大阪府によると、府内初の女性市長となる。これを受け、大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事は29日深夜に自身のツイッターを更新し、「応援頂いた池田市民の皆様、ありがとうございます」と感謝した。

 サウナ問題で辞職し、出直し選で再選を目指した冨田氏は、2019年4月の前回同市長選では大阪維新の公認候補として臨み、当選した。吉村氏は「今回の選挙の経緯からしましても、まずは維新の反省に立ちます」とツイートを続け、新市長となる滝沢氏に「一票一票の重みを大切に、信頼される素晴らしい池田市政を実現してください」と、信頼回復への努力を促した。

 前回、冨田氏を公認した責任から、維新では今回の選挙で公認候補を立てることに慎重な見方もあり、市民からも批判の声が一部で上がっていた。だが、結果的には再び大阪維新候補が勝利。大阪での支持の底堅さを示した。

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2021年8月29日のニュース