「日本沈没」比嘉愛未“夫”小栗旬と別居も一人娘守る母親「親子愛を精いっぱい表現」日曜劇場初レギュラー

[ 2021年8月29日 12:00 ]

10月スタートの日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」にレギュラー出演する(左から)風吹ジュン、比嘉愛未、宮崎美子(C)TBS
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 今年6~7月のテレビ東京「にぶんのいち夫婦」、7月期のフジテレビ「推しの王子様」(木曜後10・00)と主演ドラマが続いた女優の比嘉愛未(35)が10月スタートのTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(日曜後9・00)に小栗旬(38)演じる主人公の妻役でレギュラー出演することが29日、発表された。同局の看板枠・日曜劇場へのレギュラー出演は今回が初となる。

 原作は小松左京による不朽の名作SF小説「日本沈没」。1973年に刊行された翌年にはTBSでテレビドラマ化され、以降も映画・アニメ・漫画など様々な形で語り継がれてきた。

 原作は小松左京にの名作SF小説「日本沈没」。1973年に刊行された翌年にはTBSでテレビドラマ化され、以降も映画・アニメ・漫画など様々な形で語り継がれてきた。

 今回は、原作の中にもある「環境問題」を2021年バージョンとして鮮明に描く。原作に大きくアレンジを加え、舞台は2023年の東京。国家の危機に瀕してなお、一筋の希望の光を見いだすために奮闘する究極の人間ドラマがオリジナルのキャラクター&ストーリーとして展開される。

 脚本は「華麗なる一族」「獣医ドリトル」「LEADERS リーダーズ」などの橋本裕志氏。演出は「インハンド」「ノーサイド・ゲーム」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」などの平野俊一氏ら。撮影は今年春に終了した。

 比嘉が演じるのは、環境省の官僚・天海啓示(小栗)の妻・天海香織(あまみ・かおり)役。天海との一人娘・茜の持病を気にかけ、娘を第一に考える。夫との関係は悪くはないが、仕事に邁進し、家庭を顧みてこなかった天海と向き合うため別居している。

 笑顔が印象的な比嘉が娘を献身的に守る姿に母の愛情があふれる。夫との関係や自身の人生に関する決断は視聴者の共感を呼びそうだ。

 ▼比嘉愛未 “日本沈没”という想像を絶する困難に直面した時、私たちはどうなるのか…。決して起こってほしくはないけれど、今のこの混沌とした状況とどこか通ずる部分も感じ、この現代だからこそ生き抜く強さを、あきらめない心を改めて感じてもらえる作品になると確信しています!その中で私は主人公・天海の妻であり、一人娘の茜の母・香織を演じさせていただきました。どんな時でも、普遍的に変わることない親子愛を精いっぱい表現したつもりです。どうか、たくさんの方々の心に届きますように。

 ▼東仲恵吾プロデューサー 本作の見どころの一つとなるのは、“日本沈没”という、どうすることもできない現実の中で、生き抜こうとする市井の人たちの普遍的な愛の物語です。愛あふれる役を演じていただく優しくて強い「母」たちが発表されました。比嘉愛未さんが演じる天海の妻は、娘のためにすべてを捧げる“娘愛”あふれる役です。それと同時に天海との間には複雑な問題も抱えています。そんな一つの芝居で色々なニュアンスを表現できるのは、比嘉さんしかいないと思い、お願いしました。家族の物語も是非、ご期待ください。

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2021年8月29日のニュース