三遊亭多歌介さん 新型コロナで死去、54歳 同門の鬼丸が明かす「ワクチンを否定した兄さんがコロナで」

[ 2021年8月29日 15:35 ]

 落語家の三遊亭多歌介(さんゆうてい・たかすけ 本名=栗原史郎、くりはらしろう)さんが新型コロナウイルス感染症のため27日午後2時40分に死去したと、29日、落語協会が発表した。54歳だった。通夜、告別式については未定だという。

 多歌介さんの同門、落語家の三遊亭鬼丸(48)は28日未明、ツイッターで「今日三遊亭多歌介兄さんが逝去」と多歌介さんの訃報を伝えていた。「ワクチンを否定した兄さんがコロナで」と多歌介さんがワクチンを打っていなかったことを明かし、「多分当人はコロナで死ぬとは思わず死んだと思う。だから皆さんはワクチンを打ってください。色々反対派がいるのはわかりますが千葉真一さんも打たずに死んでますから」と呼びかけ。

 「多歌介さんは天国に行くと思います。お金が好きでバカでロクでもない人でしたが優しくて気前のいい人でしたので。もうちょっと優しく接しても良かったなぁとスゴく反省してる夜です」と投稿。続けて「私は食えない頃多歌介兄さんのセコ仕事に文句言いながら食いつないだ人間なのであの人には感謝しかないんです。セコ仕事という言い方が故人を偲んでないんですが」としのんだ。

続きを表示

2021年8月29日のニュース